【6年振り!】エディ・イズ・ゴー!今年ハワイがもっとも熱狂した日

ライター: Mg

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ウェイティング期間残り3日…開催されたドラマ『THE EDDIE』!

ハワイ、オアフ島ワイメアにおいて6年振り9回目、今季は2度目のGOサインでついに開催されました。
2週間ほど前にも1度グリーンアラートが出され、ビッグウェンズデイ到来『エディ・アイカウ2015-16』!脇田プロも 召集された世界トップレベルのサーファーの面々が現地入りしたにも関わらずこの日はサイズがキープできないと判断されたことですでに15,000人ほどの観客が集まっていたにも関わらずキャンセル。
本来の出場選手アルビー・レイヤーがこの時のジョーズでサーフィン中に負傷し、回復が間に合わず今回不参加となってしまった事態もありました。
現地2月25日、2016年は2月28日までのウェイティング期間でしたから、クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ2015-16は残り3日を残し期間ギリギリの奇跡的ともいえるタイミングでの開催となりました。

■クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ

アロハスピリットに基づいて1本の波を何人でシェアしても良いなど独特のルールがあります。
エディ・アイカウを讃えた今回31回目となる大会で開催には波のサイズ・質に厳格なルールが適用されることで過去には見送りとなった年も多くあります。

エディ・アイカウ:1978年のホクレア号遭難の救助活動の際にエディは31歳でその生涯を終えた。荒れ狂う波にクルー達の救助を求める為たった一人でパドルアウトした。ライフガードでありビッグウェイバーまたハワイ文化の伝統を重んじた誠実さや情熱で仲間や家族達より慕われたエディは現在もワイメアに挑むビッグウエイバーの象徴とされているハワイアン・レジェンド
ハワイ・ワイメア開催『第30回エディ・アイカウ 2014/15』のウェイティングがスタート!

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栄えある優勝はジョンジョン・フローレンスの手に!

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Instagram john_john_florence

史上最年少でエディの歴史に名を刻んだジョンジョン・フローレンス。インスタグラムから優勝賞金75,000US$を手にした時の画像です。およそ25,000人の観客を前に数々のビッグウェイバーの猛者、ジョンジョンにとって物心ついた時からの英雄たちを制しました。ワールド・チャンピオンシップ・ツアー開幕前にも幸先の良いスタートを切っています。
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■Quicksilver in memory of Eddie Aikau 2015-16 ランキング

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WORLD SURF LEAGUE

エディの実弟クライド・アイカウ、最後を飾るチャージ

クライド・アイカウは66歳でこのビッグウェイブにチャージするのですから物凄い体力と精神力です。
クライド・アイカウは1986-87のエディで優勝しています。そして今回これをもって最後の参加とされる事を発表しました。
エディの実弟が下した、新しい時代にバトンを渡す決断。これは私たちにとってもひとつの歴史が区切りをつける歴史的な瞬間に、同じ時代に生きて立ち合ったという事なのだと思います。
当日はクライド・アイカウをもってして今日は40年以上見た中でもベストな日のひとつとコメントさせたコンディションでした。締めくくりにふさわしい素晴らしい舞台が最後に訪れたのはエディからの祝福だったとは受け取れないでしょうか。

ケリー・スレーターが故ブロック・リトルに捧ぐバレルチャージ

ケリーから、闘病生活の末、このわずか1週間前に48歳という若さで帰らぬ人となったブロック・リトルに。過去のエディでも最高2位の成績を残している偉大なるビッグ・ウェイバー、今回もオルタネート選手として正式に招待されていました。本当はここにいるはずだった友人を想うケリーの心境はいかばかりだったかと思わされます。

日本の誇り・脇田貴之のサムライスピリット

エディでは2度目のONとなる今回12位の脇田貴之(前回20位)。勇敢なチャージを見せます。ジョンジョンへの前乗りもありリスクを取った戦い方が印象的でした。あなたのサムライスピリットを見ました。TAKAYUKI WAKITA。勇気をありがとう!

ハイライト

今回も数々のドラマが生まれたエディから手に汗握るハイライト映像をご覧下さい。

R1、R2はこちら

選手は1ヒート1時間×2ラウンド出場します。乗れるのは1ヒートで最大4本まで、2ラウンド8本の中で最もスコアが高かった4本の合計得点を競います。

■Round1

Round1 Heat1 Recap

Round1 Heat2 Recap

沖にいたジェットスキーが全機、全力でビーチに戻るクローズアウトセットが入りました。
Round1 Heat3 Recap

Round1 Heat4 Recap

■Round2

Round2 Heat1 Recap

Round2 Heat2 Recap

Round2 Heat3 Recap

Round2 Heat4 Recap

熱きスピリットを抱いたサーファー達の戦いがいまここに終わり、また新しく歴史が塗り替えられていきます。

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Mg

海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。