【10点満点ライド】引退が惜しまれるCJホブグッド@チョープー

ライター: ario

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【10点満点パーフェクトライド】引退が惜しまれるCJホブグッドのサーフムービー@チョープー

チョープーで開催された2015年のビラボンプロ・タヒチは、ジェレミー・フローレスの優勝で幕を閉じたが、大会中最も会場を湧かせたのは、何と言っても、今シーズンでツアー引退を表明しているCJホブグッドのパーフェクト10ライドだろう。

それは、ジュリアン・ウィルソンと激突したラウンド3ヒート12での出来事だった。風が入ったトリッキーなコンディションの中、スーパーディープなポジションからテイクオフし、突っ込むCJ。分厚くワイドなリップがすぐさまCJを飲み込み、バレルの出口が閉じる。スピットが飛ぶ。しかしCJは出てこない・・・その3秒後、見守る誰もが潰されたと確信した次の瞬間姿を現したCJに、並みいるツアーサーファー達も舌を巻いた。

CJのパーフェクト10に喜ぶガブリエル・メディーナ

↑ガブリエル・メディーナも大喜び。

オーウェン・ライトのCJのパーフェクト10に関するFBポスト

↑オーウェン・ライトも驚愕

ジョーディ・スミスのCJのパーフェクト10に関するFBポスト

↑ジョーディ・スミスもジョシュ・カーも大絶賛

 

圧倒的な水量のフォームボールを乗り越えて生還した時のCJの姿は、火の海から生還する「バックドラフト」の名場面さながらだった。

それでいて、インタビューでは「秘訣?2つのふわふわな枕の上の天使だよ」と、全く意味が分からないことを飄々と答えるレジェンドぶり。CJはこのパーフェクト10で「アンディ・アイアンズ・コミットメント・アウォード」を勝ち取った。こんなエキサイティングなライディングを見せつけられると、引退が本当に惜しまれる。

 


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この記事を書いたライター

ario

オウエン・ライトの身長とロブ・マチャドの髪質を授かったが、残念なことにレギュラーフッター。三人の娘を育てながら、日々サーフライフバランスの実践を模索中。出没ポイントは千葉一宮。