ジョンジョン・フローレンスがライド中にカメラを受け取りバレルイン
ライター: ario
コンテストであってもフリーサーフィンであっても、独特のスタイルから飛び出す奇想天外なアクションとフルスピードのカーヴィング、そしてもはや職人芸と言える卓越したチューブライディングで常に世界中のサーファーを釘付けにするハワイの神童ジョンジョン フローレンス。
こちらはREDirect Surfからリリースされたサーフィン動画だ。REDirect Surfとは、4KカメラブランドのREDがサーファーマガジンとコラボレートして開催している映像コンペティション。映像業界の中から選ばれた個性溢れるディレクター11人の中で、誰が一番エキサイティングなサーフィン映像を完成させられるのかを競う。
そのトップバッターとして、ハワイオアフ出身の映像カメラマン、エリック・ナットソンが、ジョンジョンに密着したクリップをローンチした。7分半のクリップ全編に渡り、ジョンジョンのライディングはもちろん、海の外でのリラックスした表情もたっぷりとフィーチャーした充実の内容となっている。
見どころ①ジョン・パイゼルのファクトリーが覗ける
冒頭で流れる映像では、ジョンジョンがサーフィンを始めた3歳の頃から彼の武器となるボードを削り続けているかけがえのないパートナー、ジョン・パイゼルと彼のファクトリーの様子を垣間みる事ができる。
見どころ②ライディング中にカメラを受け取りバレルイン!?
3分50秒あたりに注目だ。一瞬何が起こったかわからないがよく見ると、テイクオフしたジョンジョンを捉えたカメラはノーカットのまま、次の瞬間、視点を変えてバレルに包まれる。つまり、ジョンジョンがライディング中にカメラを受け取って自ら撮影しているのだ。
見どころ③ジョンジョンがまさかの!?
5分28秒あたり、ジョンジョンが鼻をほじる様子が雰囲気のあるハイスピード映像で展開される。そんなちょっと恥ずかしい瞬間も、彼ほどのスーパースターなら画になるということがこれで証明された。
もちろん、カーヴィングあり、エアリアルあり、バレルありのエキサイティングなライディング映像も満載だからじっくりと楽しんでほしい。ちなみに、本篇中に入っている音声は、ジョンジョンの背中を追いかけるハワイオアフ出身のグロムサーファー、サッチャー・ジョンソン。幼少期のジョンジョンと同じく、オニールとパイゼルサーフボードからサポートを受けている。偉大な先輩を身近に見ている彼もまた、近い将来怪物になるのかもしれない。
そして、REDirect Surfから今後続々と発信される予定のクリップ達にも要注目である。
ジョンジョンのサーフィン動画はコチラ▶
REDirect Surf 2015についてはコチラ
2015年には3年の歳月を費やして製作されたジョンジョン主演のドキュメンタリーサーフムービー「View From A Blue Moon」も公開。全て4Kで撮影されたという迫力映像満載、オススメの1本だ。
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この記事を書いたライター
ario
オウエン・ライトの身長とロブ・マチャドの髪質を授かったが、残念なことにレギュラーフッター。三人の娘を育てながら、日々サーフライフバランスの実践を模索中。出没ポイントは千葉一宮。