サーファーは特に気を遣いたい、頭皮や髪の毛に良い食品と栄養素

ライター: nami

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サーファー髪の毛
Photo @alghiffanny

紫外線や海水は、髪の毛が傷んだり、脱色、薄毛の原因にもなります。日頃から頭皮や髪の毛のケアはサーファーにとってマストですね。今回はスポーツ栄養士の私が髪と海の関係、髪や頭皮に良い食品、オススメのヘアケア方法についてご紹介します。

海に行くと髪の毛が傷む原因

大きな原因は紫外線と海水。海に行くと、太陽からの紫外線が直接降り注ぎます。そして海水により無防備な髪の毛はたちまち影響を受けてしまうのです。

・紫外線
紫外線は太陽から放出されています。海水で濡れた髪の毛への紫外線は髪の毛のキューティクルやミネラルが剥がれてしまうので、脱色したような色(状態)になってしまいます。

・海水
髪の毛にはある程度の水分とタンパク質で保たれていますが、海水の塩分によって洗い流されてしまいます。その結果、赤茶色に脱色し水分の無い髪の毛となってしまうのです。また海水には塩分以外でも、髪の毛にとってマイナス影響のある不純物がたくさん漂っているので髪の毛が傷み易くなります。

頭皮・髪の毛に良い食材

傷んだ髪の毛を正常な状態に戻すためには、バランスの良い食事が必須。傷んだ髪の毛一本一本に何かしらの対処をしてもあまり効果がありません。一番効果があるのが毛根を活性化させること。毛根のメラニン色素が不足すると白髪になるとされていますので、毛根を元気にする食材を中心に摂取しましょう。

1. 頭皮(毛根)に良い食材

・ゴマ
紫外線は皮膚に照射されると体内に活性酸素を作り出して、身体を老化させるような働きをします。そのため老抗酸化作用があるゴマの主成分のセサミンを摂取することで、紫外線でダメージを受けた皮膚の血流を活性化して、皮膚や毛根の血流を促進します。それにより髪の毛に栄養が行き渡り易くなります。※ちなみに、黒ゴマ・白ゴマ・金ゴマと外皮の色によって異なる呼び名となっていますが、成分は一緒です。

・ひじき
髪の毛に良いものとして、昔から海藻類を食べるように言われていますが、ひじきは断トツでカルシウム保有量が高い食材。またビタミンAや亜鉛は、髪の毛を形成する上で欠かせないもの。更には余分な脂肪を燃やすはたらきを持つフコキサンチンと言う成分も微量ではありますが含有しておりダイエット効果も期待出来ます。

・豚肉
ビタミンB2は、頭皮の新陳代謝を促進する働きがあるので、髪の毛をサラサラの状態に復活させる働きがあります。また、髪の毛に良いとされる成分(タンパク質、アミノ酸など)も含まれているので、豚肉の栄養源を補給することは大切なことなのです。

2. 髪に良い食材

・サーモン
サーモンには、オメガ3脂肪酸という成分が含まれています。これは、髪の毛のサラサラ感を維持するため、油分と水分を適度に調節する働きがあります。

・タマゴ/牡蠣
タマゴには亜鉛が多く含まれていますが、これが髪の毛の主成分のタンパク質の形成に効果があります。他に亜鉛を多く含む食材としてはカキ(牡蠣)があります。お好きな方は是非摂取してください。

すぐにケアする事が大切

食べ物の他、海水や紫外線からダメージを受けたらすぐにケアをすることも大切!早めのケアは髪と毛根のダメージを少なくして老化の進行を遅くします。すぐにケアするには食べ物の他に頭皮・ヘアケア用シャンプーを同時に併用してすぐに頭皮ケアすることをオススメします。継続すれば、成果が現れるようになりますよ♪予防策・対応策として髪の毛にとって良いことを始めてみて下さい。



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この記事を書いたライター

nami

スポーツ栄養士です。サーフィンを通じて健康な体に!
普段は千葉でロングボードに乗ってます。