【サーフィントレーニングの秘訣】マクア・ロスマンに学ぶ3つのポイント
ライター: Jay
2014/2015年シーズンのBWT(ビッグウェイブツアー)のワールドチャンピオンであり、歌手としても知られるハワイ出身のマクア・ロスマン。弟のコア・ロスマンも名ビッグウェイバーであり、父親はサーフブランドDa Hui、そしてサーフギャング ブラックショーツのボスであるエディ・ロスマン (空撮機ドローンが捉えたキワドいリップへの当て込み&チューブライドサーフムービー@パイプライン)。
そんなマクアは時に命を脅かす危険もあるビッグウェイブに挑み続けるため、日々のハードなトレーニングを欠かしません。以下RVCAプレゼンツの2つの動画を紹介。ビッグウェイバーやサーファーはもちろん、そうでない方にも非常に参考になるトレーニング動画。そして後半で3つのポイントをご紹介します。
Makua Rothman | BWT Training from RVCA on Vimeo.
マクアが重点的に鍛えているポイントとは一体なんでしょうか?
1.肺活量・持久力
ビッグウェイバーにとって肺活量や持久力は生命線、万が一大波で巻き込まれたらそれに耐えうる心肺機能がなければ命に危険が及びます。またビッグウェイバーでなくとも、ドルフィンスルー時や、万が一波にのまれてしまったときに役立つ重要なフィジカル能力のひとつですね。アスリートにはやはり基礎体力が大切!ランニングなどが一般的ですが、マクアはジョギングの他、プールトレーニングなどシーンを想定しながら重点的に鍛えているようです。
2.バランス感覚
波という不安定なフィールドで戦うサーファー。ことビッグウェイブにおいては衝撃が増し更に不安定な状態となります。そんなフィールドも苦にしないよう、バランスボールなど陸上でも不安定な状況を擬似的に生み出せるトレーニング器具を用いてバランス感覚、コアマッスル(体幹)、インナーマッスルを鍛えています。
3.ボクシングによる総合力強化
マクアはサーフトレーニングの一環としてボクシングも取り入れています。精神面の他、筋力や持久力、敏捷性が増し、短時間でハードに動き回るので心肺機能も向上します。身体のベースを維持し、力を抜く所を抜き入れる所は入れるような、無駄のない、根本的な身体の使い方も直に習得できます。ちなみにカリスマサーファーのひとり、ボビー・マルチネスもボクシングを嗜んでいるます(関連記事 カリスマサーファー ボビー・マルチネスのモノクロ世界)。
カリッサムーアもボクシングを行っていたり、ケリー・スレイターがブラジリアン柔術を行っていたりと、格闘技の無駄のない、総合的身体の使い方をサーフィンに生かしていますね。
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
Jay
20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。