『サーフィン初心者向け』サーフボードの種類・特徴・選び方
ライター: Jay
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【1】サーフボードの種類と特徴
サーフボードと一口に言っても、その種類は多岐にわたり、中には初心者には扱いが難しいものもありますので、「その辺で売っていたから、ネットオークションで安かったから」などなど適当に選んでしまうとエライ目に会ってしまうかもしれません。ここでは代表的な3つのサーフボードについて紹介します。
①ショートボード
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WAVALで紹介している映像で最も多く使用されているサーフボードがこちらのショートボード。長さは一般的に160cm-190cmほどで、回転性に優れ小回りが利くためボードコントロールの上手い中級~上級サーファーにとっては欠かせないボードですが、他種と比べると浮力が小さく安定感も欠くため初心者~初級者には取り扱いが難しいボードとも言えます。
②ロングボード
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9フィート(約274cm)以上のサーフボードがこのロングボードに該当します。メンズではジャレッド・メル、ウィメンズではケリア・モニーツといったサーファーが有名ですね。3メートル近いサイズなので持ち運びしづらいという欠点がありますが、それさえ気にならなければ波の良し悪しの影響も受けにくく最も安定感があるので初心者の方にもオススメのサーフボードと言えます。
(あわせて読みたい記事 ▶ ワールドチャンピオン、ケリア・モニーツが大切にしていること。)
③ファンボード
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ショートボードとロングボードの中間となるサイズ感で、おおよそ200cm-260cmほどです。ロングボードのような持ち運びづらさもなく、安定感ではショートボードに勝るなど、初心者の方にも人気のサーフボードです。サイズ展開が広いため、将来的にショートボードにチャレンジしたいという方は230cm前後のファンボードからエントリーし、まずは「波に乗る」という経験を積んでから徐々にサイズを落としていくと良いでしょう。
ちなみにファンボードのスペルは「Funboard」、ショートボードとロングボードをいいとこ取りしたバランスの良いボードであるだけに、まさにサーフィンを楽しむためのボードと言えますね。
【2】初心者にオススメのエントリーボードと注意点
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①オススメのエントリーボード
エントリーボードとしては安定感のあるロングボードまたはファンボードから入る、またはショートから入るにしても浮力のある厚めのボードを選びましょう。
特にショートボードの場合、プロが使っていたサーフボードは絶対選ばないように。初心者には薄くて乗りこなせません。
人によってどこまでのレベルを目指したいのか、どのボードを極めたいのかというビジョンは異なりますので「サーファーとしてどう成長したいか?」を軸に選ぶと良いでしょう。
ロングの世界感が好き、だったり、若いうちしかできないショートをまずは極めたいなど人それぞれ色々な価値観があるでしょう。
②注意点
気持ちが逸るあまり勢いでサーフボードを買ってしまいそうですが一旦落ち着きましょう。必ずしもすぐに新品で揃える必要はないのです。
新品を買ったはいいものの、いざ海へ行ったら自分の技術レベルではまだまだ難しかった、なんてことになったら波に乗るどころではないですからね。友人から中古品を安く譲ってもらうなり、レンタルサーフボードを利用するなりして、自分のエントリーボードとして理想なものをしっかり見定めてから新品を購入する、といった流れでも遅くはありません。
背伸びしたり勢いだけで買ってしまうとケガにも繋がりかねないのでじっくり決めたいですね。
サーフィンは”待つ”ことから始まります。
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この記事を書いたライター
Jay
20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。