五十嵐カノアがベスト8へ!ジュリアン・ウィルソン、ワイルドカードで世界1位を撃破し勝ち上がる!CT第6戦バーレーヘッズ
ライター: WAVAL
Kanoa Igarashi_Beatriz Ryder/WSL
・ジュリアン・ウィルソン、ワイルドカードで世界1位撃破、ベスト8進出
・トレド、ブラジリアンストームを牽引し準々決勝へ
・シビリックとスミス、好調を維持しファイナルデイ進出
・地元のオブライエン、期待背負うも16強で敗退
Highlights – Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM 2025 – Day 4
WSLチャンピオンシップツアー(CT)第6戦となるBonsoy Gold Coast Proは、バーレーヘッズにて波高3~5フィートの好コンディションの中で大会4日目を迎え、男子のラウンド32および16が終了。男女ともにクオーターファイナリストが出揃った。
ワイルドカードのジュリアン・ウィルソンが世界ランク1位フェレイラを撃破
元CT選手でトライアル勝者のジュリアン・ウィルソン(36歳・オーストラリア)は、ラウンド32の第1ヒートで世界ランキング1位のイタロ・フェレイラ(ブラジル)を破り、大金星を挙げた。ウィルソンは2018年、フェレイラは2019年のゴールドコーストCTを制しており、両者の対戦は注目を集めた。
序盤からアグレッシブに攻めたフェレイラに対し、ウィルソンは冷静に中型セットを選びながらミドルレンジのスコアを重ねた。フェレイラは逆転のチャンスを逃し、今季2大会連続で17位に沈んだ。
ウィルソンは「ラインナップが難しかったが、うまく対応できた。イタロとの対戦は光栄で、ツアー復帰後の自分のエネルギーを爆発させる場になった」と語った。
ジュリアン・ウィルソン、圧巻のラウンド16、今大会最高スコアでベスト8進出
午後に行われたラウンド16では、フランスのマルコ・ミニョを相手に、18.00(8.50+9.50)のハイスコアで完勝。スロブグラブ付きのエアーに加え、バレルを抜けてのスムーズなリエントリーで9.50を叩き出し、大会最高得点を記録した。
ウィルソンは「まるで夢のよう。子ども3人と妻と一緒に来ていて、流れに任せているだけ。まさかこんなに上手くいくとは」と語り、家族との時間も原動力になっていることを明かした。
オブライエン、地元応援背負うもイガラシに敗退
バーレーヘッズ地元出身のリアム・オブライエン(AUS)は、ラウンド32で過去5戦全敗のグリフィン・コラピント(USA)を破る金星を挙げた。だが、ラウンド16で五十嵐カノア(JPN)と対戦し、17.17点を先に決められ敗退。
「この試合にすべてを賭けたが、カノアの集中力と戦略が素晴らしかった。地元で戦えるのは誇りで、応援してくれた人々に感謝しかない」とオブライエンは語った。
カノアは優先権を巧みに使い、後半を完全に支配。オブライエンは最後まで逆転の波を見つけられず、9位で大会を終えた。
カノアは狙っていたかのように開始早々ストールし、自らディープバレルに突っ込む。リップに潰されながらも見事に抜け出した後、2発当ててガッツポーズ。8.50をスコア。
その後すぐにレイバックコンビネーションで8.67 をスコアし勝利。この日 2勝したカノアはベスト8へ進出した!
その他、大会のハイライトや最新情報は、WorldSurfLeague.com にて確認可能。
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この記事を書いたライター
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