14歳のスーパーキッズ ライジ・マスダ「サーフィンとスケートの共通点を見出し相乗効果を」

ライジ・マスダ – 「UNDER R」

元ロングボード日本チャンピオン枡田琢治の息子、ライジ・マスダ（14歳）が来日。今回は元プロスケーターであり写真家のアルト・サーリ（42歳）とライジ・マスダによる写真展（RYJI Photo Exhibition by Arto Saari）が、8月末オープン予定となるロンハーマンのメンズからコンセプトストアとしてオープンする「UNDER R(アンダーアール)」のティザーイベントとして開催された。以下、イベントの際に行われたライジ・マスダのショートインタビューでは、良好だという父との関係性や、サーフィンとスケートの上達のコツなどを語ってくれた（関連記事：今年来日した元ロングボード日本チャンプ枡田琢治の息子、ライジ・マスダのスペシャルムービーがRVCAから公開）。

海外で生まれ育った次世代を担うスーパーキッズ『ライジ・マスダ』

ライジ・マスダ（以下R）

父、枡田琢治氏との関係性

R「父とはとても良い関係です。ほとんど毎日一緒にサーフィンしていて、今でも色々と教えてもらっているんです。また父はメンターとなる人も色と紹介してくれんだけど、こちらのアルト・サーリも父に紹介してもらいました。多くの人にサポートしてもらっているおかげで、サーフィンとスケートボードはどっちも得意になったし、どちらも同じくらい好きですね。」

写真左：フィンランド出身、ハワイ在住。元プロスケーターで写真家でもあるアルト・サーリ（42歳）。今回のイベントのライジの写真は全てアルトによる作品で、ライジのメンターでもある。

アルト・サーリからみたライジ・マスダの凄いところ

アルト・サーリ「サーフィンとスケートの両方ともが凄い高いレベルでできる人はあまりいないんですよ。でもライジはどちらもハイレベルでできるスーパーキッズだ。メンターとしてはもう何も教える事はないよ。笑」

上達のコツ。サーフィンとスケートの共通点を見出しながら練習を

R「みんな達成を求めるけど、僕の場合は常にかっこいいスタイルを追求しています。サーフィンとスケードボードは精通している点が多い。だから僕はスケートで教わったスキルをサーフィンに生かすなどして、相乗効果的な上達を目指しているんです。双方の共通スキルを見出すように心掛けて練習していますね。」

R「大会については今後は出場する可能性もあるかもだけど、今のところ出る予定は無いです。みんなで自由に楽しめるのが好きなんです。好きなサーファーはジョンジョン・フローレンス、好きなスケーターは堀米雄斗。どちらもスタイルがかっこ良くて好きですね。」

R「今後の夢とか目標は、まだわからない。今はただ目の前の事を、一生懸命に楽しんでやっていくだけです。」

今まではオンラインの学校に通っていたが、これから近くにスケードボードパークがあるサンタモニカの学校に通うという。勉学に励みつつサーフィンとスケートボードのメッカで個性とスタイルを磨く。両親は日本人でありながら、海外で生まれ育った独自の感性で世界を切り開く。

“RYJI Photo Exhibition by Arto Saari”  – 「UNDER R(アンダーアール)」