パリ五輪出場権を獲得した松田詩野「リスクを取って挑戦。思いきりやれば後悔しない」

2024パリオリンピック、サーフィン女子で唯一の出場権を獲得したBILLABONGアスリート“松田詩野”の囲み取材が東京渋谷で開催された。

1. 今回のISA2024プエルトリコについて

-今回のISAで色々な課題が見つかった
「個人もチームも目標を達成できなくて悔しかった。でも五輪の前に試合ができて、個人でもチームでも課題が見えたので、次に繋げて行く。また3人で出場できれば良かったけど、その分 2人の為にも頑張りたいし、次の世代の見本になれるように結果を残したい。」

-CTのコナー・オレアリー選手と一緒に過ごした事で色々と勉強に
「チームとして一緒にCTサーファーのコナー選手と生活しましたが、フリーサーフィンも上手くて勉強になった。日本人として頑張ってくれているので、自分含め日本人がCTツアーに入れるように頑張りたい。」

「今回試合を沢山して課題を見つけて次に活かせた。はじめてのプエルトリコだったが現地入りしたのが3日前だったが、もっと早めに入って練習してたら、より波の事をよく知れたと思う。次、世界戦があればその場所を深く理解して戦いたい。」

2. どうやって試合のプレッシャーを乗り越えて来たのか

・パリ五輪に着用予定の BILLABONGウェットスーツ（松田詩野シグネイチャーモデル）

-パリ五輪での目標と、今後目指したい姿
「目標はメダルをとって日本のサーフィン界を盛り上げたい。現地での時間を楽しんで過ごしたい。また目指したい姿としては、サーファーとしても人としても前向きに日々目標に向かって取り組んでいけるような人間になりたい。」

・リスクを取って挑戦。プレッシャーがあっても思いきりやれば後悔しない
「今チャレンジしないことが後からもっと大きなリスクになるから、しっかりリスクを取って挑戦して行きたい。」

「試合は緊張するしプレッシャーはあるけど、「勝たないと！」と気追うよりも、そういう時ほど思いっきり楽しんでやれば後悔はしないです。」

「前回の悔しい想いがあったからこそ今がある。また前回の経験もあって、2回目の今回は様々な事への想定ができた。」とマネージャーの吉田氏がコメントした。

・パリ五輪出場決定を祝福するビラボン社員と