ガブリエル・メディーナがブラジルをチーム優勝に導き、サリー・フィッツギボンズが前人未到4回目の金メダルを獲得！ ISA2024プエルトリコ

ガブリエル・メディーナ、サリー・フィッツギボンズ Photo @Pablo Franco

ISAワールド・サーフィン・ゲームズ（WSG）最終日は、リーフブレイクに打ち寄せる4～6フィートのうねりで開催。チーム世界選手権、オリンピック出場枠、そして個人の金メダルがかかったエキサイティングなファイナルデーとなった。

メディーナが全てのヒートで圧勝。タティアナが2位となり、ブラジルに男女金メダルとパリ五輪出場枠をもたらす

Photo @Pablo Franco

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Photo @Jersson Barboza

3度のWSLチャンピオンであり、2010年ISA U/18ワールド・ジュニア・チャンピオンでもあるガブリエル・メディーナ（ブラジル）は、様々なコンディションに翻弄された長い1週間を、出場したすべてのヒートで圧勝。彼の勝利はディフェンディング・チャンピオンのタチアナ・ウエストン-ウェッブ（ブラジル）の銀メダルと共に、ブラジルのチーム優勝と、オリンピックの男女・個人出場枠を獲得した。ブラジルは、2024年パリオリンピックで、男女各3名という最大数のサーファーが出場することになる。

女子ファイナルのウェストン・ウェッブとディフェイの結果で、女子チームランキングの勝者が決定することに。デフェイが1位になればフランスが、ウェストン・ウェブが2位か3位になればブラジルが優勝に。結果、ウェストン・ウェブが銀メダルを獲得してブラジルが出場枠を獲得した。デフェイは銅メダルだった。ウェストン・ウェッブは、ブラジルにオリンピック出場枠を6つも与えることができて、大喜びだった。

サリー・フィッツギボンズがパリ五輪、追加出場枠を確保

Photo @Pablo Franco

サリー・フィッツギボンズ（オーストラリア）は、前人未到の5個目の金メダル（ISA World Surfing Games 4個、ISA World Juniors 1個）を獲得し、ISA史上最多優勝記録をさらに更新。33歳の彼女は、ファイナルまでメインラウンドを戦い抜き、グランドファイナル前の最後のステップで敗者復活ラウンド行きとなり、今日3ヒートを戦い抜いた。

・国別最終ランキング。今回不調に終わってしまった日本は11位に

・2023年ISA WSG枠からのパリ五輪出場権獲得選手である松田詩野と稲葉玲王

©日本サーフィン連盟

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結果

・チームランキング
金 ：ブラジル
銀 ：フランス
銅 ：オーストラリア
銅 ：スペイン

・女子 個人
金：サリー・フィッツギボンズ（AUS）
銀：タティアナ・ウェストン・ウェッブ（BRA）
銅：ヨハン・デフェイ（FRA）
カッパー ：ナディア・エロスターベ（ESP）

・男子個人
金：ガブリエル・メディーナ（BRA）
銀：ラムジ・ブキアム（MAR）
銅：カウリ・ヴァースト（FRA）
カッパー：ジョアン・ドゥル（FRA）

・オリンピック追加枠を獲得国
-2024年WSG
女子：ブラジル
男子：ブラジル

-2022年WSG
女子：アメリカ
男子：日本