五十嵐カノアが1位、コナー・オレアリーが2位で初戦突破!CT第2戦ハーレープロ・サンセットビーチが開幕

ライター: WAVAL

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Kanoa Igarashi Photo by Brent Bielmann/WSL

・五十嵐カノアが1位、コナー・オレアリーが2位で初戦突破
・ジョディー・スミスがバレルで消えるような演技を披露
・フローレンス、イベリ、ユーイングがオープニングラウンドで大活躍
・メディーナとマミヤ、サンセットビーチ早期敗退の危機を乗り切る

サンセット・ビーチ、オアフ、ハワイ、USA(2024年2月17日土曜日)-2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第2戦「Hurley Pro Sunset Beach」は、サンセット・ビーチでソリッドな8~10フィートのライトの波でスタート。メンズイベントのオープニング2ラウンドが終了し、4名のコンペティターのノースショアレッグが早くも終了した。この日の第1ヒートは、不安定でスローなスタートとなったが、徐々にコンディションは回復し、ビッグオープンウォールからインサイドバレルやバーティカルリップまで、様々なセクションで世界最高峰のサーファー達に多くのチャンスを提供した。

五十嵐カノア 初戦1位通過でベスト32へ


Kanoa Igarashi Photo by Brent Bielmann/WSL

厳しいコンディションの中、五十嵐カノアはオープニングライドのパワフルな波で、カーヴィングとバレルを見事に決めて7.33をスコアし先制。ヤゴドラが2位、フレデリコ・モライス3位と強豪を抑え、1位でベスト32へ進出した。

・五十嵐カノア初戦ハイライト映像

「今年初めてのインタビューです。去年は難しかったけど、それでもみんな良いメッセージをくれてモチベーションになりました。大会の優勝というよりも、1つ1つ集中したい。今日はコンディションが難しかった。去年もものイベントで結果が良くなくて、板もヒートスタイルも変えた。コーチのジェイクパターソンと波をよく見てました。」

コナー・オレアリー 初戦2位通過でベスト32へ

今シーズンから日本に移籍したコナー・オレアリーは、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、ケイド・マトソン(USA)と対戦。厳しいコンディションの中、ミドルスコアの応戦となる。終始トップをキープしていたコナーだが、地元ハワイのイマイカラニが後半5分にパワフルなセットを捕まえ、カーヴィングからビッグフローターを決め逆転で1位に。コナーは2位でラウンドアップを決めた。

ジョディー・スミスの消える演技、完璧に近い仕上がり

ジョディー・スミス(南アフリカ)はオープニング・ラウンドの終盤、サンセットの超ロングバレルの波で9.33というパーフェクトに近いスコアを叩き出し、この日最高のヒートトータル15.50を叩き出した。

ジョディー・スミス「オフシーズンはトレーニングの日々でした。この3年間はあまり努力をしなかったけど、新しいルーキー達が誕生したことで、また頑張ろうという気になった。努力をすればいいことが起こし運が向いてくる。それが僕に起こったことなんだ。」

ケリー・スレーターは2位でラウンドアップ

2度の世界チャンピオン ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、2本のグッドバレルに乗り、ジェイク・マーシャル(USA)とキアヌ・アシング(HAW)をコンビネーション・シチュエーションに追い込み快勝。

また、11回のワールドチャンピオンのケリー・スレーター(USA)とカイオ・イベリ(BRA)は、パイプラインで優勝したばかりの現ワールドランキング1位のバロン・マミヤ(HAW)をエリミネーション・ラウンド行きにさせた。サンセットでも優勝経験のあるマミヤだが、対戦相手のスレーターとイベリがバレルやビッグ・オープン・フェース・セクションでスコアしている中、珍しくリズムを掴めなかった。

ケリー・スレーター「このヒートに入って自分が何をしたいのか、かなり良いアイディアを持っていた。波を見つけるのに少し時間がかかったけど、最終的には見つけることができた。これまでの自分の”知識とプロセスを信じるしかないね。」

・ケリー初戦ハイライト映像

メディーナとマミヤ、サンセットビーチ早期敗退の危機を乗り切る

オープニング・ラウンドで厳しい敗戦を喫したバロン・マミヤ(HAW)は、エリミネーション・ラウンドで調子を取り戻し、移り変わりの激しいサンセット・ビーチのラインナップでチャンスをものにした。マミヤはCT復帰したフレデリコ・モライス(POR)とワイルドカードのカイ・レニー(HAW)と対戦。ノースショア出身のマミヤは踏ん張り、レニーを敗退させ、イエローのリーダージャージを保持したままラウンドオブ32に進出した。

バロン・マミヤ「最初のヒートでは波に乗れなかった。そのことを忘れられてすっきりした。アウトは本当にハードだったね。10~12フィートの波に見えるけど、実際に乗っている波は3~4フィート。波を見つけるのは難しいけど、なんとか乗れてうれしい。パイプで乗ったのと同じボードに乗っている。パイプではすごくうまくいったから、サンセットでも乗っているんだ。すごくいい感じだから、あとは波に乗るだけだね。」

HIGHLIGHTS Day 1 // Hurley Pro Sunset Beach 2024

https://www.worldsurfleague.com



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