ヘイデンシェイプスのサーフボード工場が火災で全焼。負傷者は出たものの隣家への延焼は食い止める

ライター: SurfingKids

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ヘイデンシェイプスのサーフボード工場が火災で全焼

消防救助隊の活躍により、隣家への延焼は食い止める

オーストラリア シドニー モナベールにある有名サーフボードブランド ヘイデンシェイプス・サーフボード(hayden shapes surfboards)で火災があり工場が全焼した。土曜日の午後4時頃、ニューサウスウェールズ州消防救助隊の70人以上の消防士が工場に駆けつけた。爆発で火傷を負った30代の従業員男性は、髪が焼け、首と腕にやけどを負っていたが、最初の爆発時に腕で顔を守っていたため、燃焼ガスを吸い込むことはなかった。救急隊員は応急処置をしてから病院に運び、容体は安定しているという。負傷者が報告されたのは彼1人のみで他の従業員は無事避難した。

有毒ガスによる周辺への被害を防ぐため火災の半径100メートル以内の企業は一時的に避難し、近隣住民は煙を防ぐために窓を閉めるよう警告された。「建物と建物の間隔があまりなかったが、隣家への延焼をなんとか食い止めることができた。」とNSW州消防救助局の広報担当者は語った。

オーナー兼シェイパーのHayden Cox

オーナー兼シェイパーのHayden Cox(ヘイデン コックス)は15歳の時から自身のボードをデザインした後、1997年、22歳のときにサーフボード、ウェットスーツ、ファッションのビジネスを立ち上げた。 同ブランドは、アップル、アウディ、IWCシャフハウゼン、その他多くの有名ブランドやアーティストとのコラボレーションを行ってきた。ヘイデンは2018年にGQの「Man of Innovation」賞を受賞している。そしてHypto Kryptoモデルは世界で最も売れているサーフボードである。(関連記事:2年近くの撮影期間を費やし完成したクレイグ・アンダーソン20代最後のシグネイチャームービー

2019年の年末にはDHD工場が火災に

サーフボードには可燃性の化学物質が多く使用されるため、サーフボード工場は火災に見舞われやすい。2019年の年末にはダレン・ハンドレーのDHD工場が火災に。2017年6月には、スペインのバスク地方にあるPUKAS SURFBOARD のサーフボード工場が、電気のショート発火をきっかけに全焼した(関連記事:バーレイヘッズで火災が発生しDHDの工場が火事に。多くのサーフボードが焼失)。



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この記事を書いたライター

SurfingKids

AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。