井上鷹がベスト8進出!田岡なつみが世界ランク1位のケリス・カレオパア破る!WSLロングボードツアー第2戦ベルズビーチ
ライター: WAVAL
Natsumi Taoka ©︎Ed Sloane/WSL
オーストラリア ビクトリア州 ベルズビーチで開催されている、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ロングボード・ツアー(LT)『Bioglan Bells Beach Longboard Classic Presented by Rip Curl』は、本日4~6フィートのパワフルでトリッキーな波の中、メンズとウィメンズのラウンドオブ16が終了しベスト8が出揃った。
田岡なつみが好調をキープし、世界ランキング1位のケリス・カレオパアを下す
大会初日にハイエストスコアを出し注目された田岡なつみは、Round of 16で、前回 初戦優勝のランキングリーダーのケリス・カレオパア(HAW)と対戦(関連記事:ケリス・カレオパアとカニエラ・スチュワートが優勝!従兄弟の2人が勝利の喜びを分かち合う。2023ロングボードツアー初戦)。
序盤はケリス・カレオパアがリードするがセクション途中からダボつく波に技をかけきれないケリスに対し、田岡なつみは中盤にビッグセットを掴み連続でハングファイブを入れて6.50をスコアし逆転。この後逆転されるも残り3分にミドルサイズの波でインサイドまで繋ぎバックアップを上げて再び逆転。この厳しいシーソーゲームに勝利しベスト8進出を果たした。
田岡なつみ「勝てて嬉しいです。ヒート前はとても緊張したけど、自分を落ち着くようになだめ、やりたいことができました。大きなセットを2つほど外したけど、良いセットを待って乗れたので良かったです。」
Natsumi Taoka ©︎Ed Sloane/WSL
井上鷹がベスト8進出
井上鷹は男子Round of 16でケビン・スクバーナ(USA)と対戦。井上はオープニングウェイブで、パワフルなエンドセクションをレイバック気味に倒れながらもコンプリートし、1ターンで4.33をスコア。その後逆転されるが後半、パワフルでトリッキーな波を掴み、ハングファイブを2回入れた後にカットバックで締めて6.17をスコア。逆転勝利でベスト8進出を果たした。
Taka Inoue ©︎Ed Sloane/WSL
Taka Inoue ©︎Ed Sloane/WSL
16歳ワイルドカードのランデン・スマレスがランキング首位のカニエラスチュワートを破る
今大会男子で最大の番狂わせを起こしたのは16歳のワイルドカード、ランデン・スマレス(オーストラリア)だった。初日に現世界ランキング3位のトニー・シルバニ(USA)を破り、そして今日、Round of 16でランキング・リーダーのカニエラ・スチュワート(HAW)を破ったのだ。
©︎Ed Sloane/WSL
スチュワートは早い段階でリードを奪い、ヒートの大半をコントロールし続けたが、スマレスの6.00がこの試合のハイスコアとなった。2023年のオープンとU/18オーストラリア・ナショナル・ロガー・チャンピオンは、控えめな性格だが、劇的な勝利の後は満面の笑みを浮かべた。
「現ナンバーワンを倒し、良いベルズでサーフィンできて本当にストークしています。トリッキーな波だったけれ、やり遂げたよ。自分の実力を世界に見せつけて証明したかったんだ。」
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