ケリー・スレーターがCT2023年後半と2024年前半のシーズンワイルドカードを獲得!
ライター: WAVAL
ケリー・スレーター Photo by Jackson Van Kirk/WSL
ケリー・スレーター(USA)と ジョアン・ディファイ(FRA)が、2023/2024年のWSLシーズン・ワイルドカードを獲得したことがWSLより発表された。このシーズン・ワイルドカードは、2023年ミッドシーズン・カット後のCTイベント出場権と、2024年CT前半への出場権となる。またミゲル・プポ(BRA)とブリサ・ヘネシー(CRC)は、2024年CTシーズン前半の全大会に出場できる2024 WSLシーズンワイルドカードを獲得した(関連記事:五十嵐カノアが運命のヒートに勝利しミッドシーズンカットをクリア! CT第5戦マーガレットリバープロ3日目)。
元世界チャンピオンであるスレーターとファイナル5出場経験のあるデフェイは、シーズンワイルドカードとしてランキングポイントを獲得し、2023年世界タイトルを争うWSLファイナル5ランキングに参加することができる。またケリー・スレーターは2024年パリオリンピックの仮出場権を争う機会も得られる。ディフェイのオリンピックへの暫定資格は、先週の西オーストラリア・マーガレットリバー・プロで決定している。パリ五輪出場権については、2023年WSLチャンピオンシップ・ツアー出場選手48人のうちトップ18人(男子10人、女子8人)が、各国 最大男女2名づつ出場できる。
ケリー・スレーターと ジョアン・ディファイ
11度の世界チャンピオンに輝いたケリー・スレーターは、史上最高のコンペティティブ・サーファーと称され、11度の世界タイトル、56回のCT勝利、男子史上最年少と最年長の世界チャンピオンなど、ほぼすべての主要記録を持っている。スレーターの素晴らしいキャリアは、1990年にルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことに始まり、30年以上にも及ぶ。1992年に最初の世界タイトルを獲得し、2011年に最新のタイトルを獲得している。2022年、スレーターは50歳の誕生日の数日前に、パイプラインで56回目のCT優勝を果たした。51歳になった今、スレーターはさらに別の世界タイトルとオリンピック暫定出場権を自分の名前に加えることを目指している。
ケリー・スレーター Photo by Kenny Morris/WSL
ジョアン・ディファイは2014年のクオリファイ以来、チャンピオンシップ・ツアーで毎年トップ10入りを果たしている。2021年と2022年にはリップカールWSLファイナルに出場し、世界ランキングでそれぞれ4位と3位に入賞。デフェイはフランス代表として2020年の東京オリンピックに出場し、2024年のパリオリンピックの出場権を暫定的に獲得したため、2度目のオリンピック出場が決定している。
ミゲル・プポとブリサ・ヘネシー
2024年WSLシーズンワイルドカードとして、プポと ヘネシーは2024年CTの前半戦に出場することができる。プポはポルトガルで足首を負傷し、リップカールプロ・ベルズビーチと西オーストラリア・マーガレットリバープロを欠場せざるを得なかった。昨シーズン、プポはタヒチ・プロでブレイクスルーを果たし、キャリアベストの6位までランキングを上げた。2024年のCTは、31歳の彼にとって12年目のCTとなる。ヘネシーは昨シーズン、Rip Curl WSL Finalsまで進み、キャリアベストとなる世界5位でフィニッシュした。2020年には母国コスタリカの代表としてオリンピック東京大会に出場し、5位入賞を果たしている。先日、2024年オリンピック・パリ大会の仮出場権を獲得した。
WSLシーズンワイルドカードについて
WSLシーズンワイルドカードは、アスリートからの応募を受け、WSLツアー&コンペティションチームによって選出される。ワイルドカードの選考は、世界タイトル、CT、チャレンジャーシリーズのランキング、イベント結果などの競技成績に加え、該当する場合は医療評価も考慮される。
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
WAVAL
サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。各SNSのフォローを宜しくお願い致します!
・Facebook @keeponsurf
・Instagram @waval.surf
・Youtube @WAVAL
・X @WAVALnet