WSL2023年チャレンジャーシリーズ(CS)のスケジュールや構成内容を発表

NARRABEEN, AUS Photo by Matt Dunbar/WSL

・2024年CT予選が5月にスタート
・オーストラリア、南アフリカ、アメリカ、ポルトガル、ブラジルで開催される6ストップ・ツアー。

ワールドサーフリーグ（WSL）は、2024年のエリート・チャンピオンシップ・ツアー（CT）への出場権を得るために、サーファーが才能を発揮する究極の戦場となる2023チャレンジャー・シリーズ（CS）のスケジュールを発表した。

2023年チャレンジャー・シリーズは、CT第5戦（Western Australia Margaret River Pro）の終了後、オーストラリアで開催される2つのイベント（Boost Mobile Gold Coast Proと、GWM Sydney Surf Pro）で幕を開ける。競技者は6つのイベントのうち、ベスト4の成績をカウント。男子上位10名、女子上位5名が2024年チャンピオンシップツアーに参加する資格を得る。

2023 WSLチャレンジャー・シリーズのスケジュール

1. Boost Mobile Gold Coast Pro Presented by GWM (オーストラリア、クイーンズランド州) 5月6日～13日
2. GWM Sydney Surf Pro Presented by Bonsoy （オーストラリア、ニューサウスウェールズ州）5月17日〜24日
3. Ballito Pro Presented by O’Neill（クワズールー・ナタール、南アフリカ）7月2日～9日
4. US Open of Surfing Presented by Pacifico（アメリカ、ハンティントンビーチ）7月29日〜8月6日
5. EDP Vissla Pro Ericeira Presented by Estrella Galicia(ポルトガル、エリセイラ)10月1日～8日
6. コロナ・サクアレマ・プロ（ブラジル・リオデジャネイロ）10月14日～21日

2023年CSは男子80名、女子48名に縮小し開催

2023年、チャレンジャー・シリーズのフィールドは、男子96名から80名、女子64名から48名に縮小され、各ロケーションでより最適なスウェルサイクルを利用した大会が開催されるようになる。この削減のほとんどは、ミッドシーズン・カットに参加したCTサーファーへの事前割り当てによるものです。今シーズンから、これらのCTサーファーは、チャレンジャーシリーズの2大会に出場する必要はないが、出場を希望する場合は、大会ワイルドカードを申請することができる。シーズン開始時にカットラインを下回り、CTリクオリフィケーションを逃したCTの男子12名、女子7名は、自動的にすべてのチャレンジャーシリーズイベントへの出場資格を得ることになる。

WSLチーフオブスポーツ、ジェシ・マイリーダイヤー「2023年チャンピオンシップツアーシーズンのエキサイティングなスタートの後、チャレンジャーシリーズのスケジュールを発表できて素晴らしい気分。これらの6つのイベントは、新しい才能がCTに参加するための道筋を提供し、ミッドシーズンカットを逃したCTサーファーがツアーに再参加するためのセカンドチャンスを提供することによって、2024年のチャンピオンシップツアーのラインナップを決定する上で大きな役割を果たすことになる。新しいフィールドサイズでは、出場する全員がCTクオリファイに集中し、また各ロケーションのベストコンディションを最大限に生かすことができるので、この展開が楽しみです。」

CS構成内容

3層構造の2層目となるチャレンジャーシリーズは、以下のアスリートで構成され、各イベントで男子80名、女子48名が開催される。

・ミッドシーズンカットに入らなかったCTから男子12名、女子7名
・前年のチャレンジャーシリーズのランキングから男子10名、女子5名を選出
・前シーズンのCTサーファーで、CT、チャレンジャーシリーズのいずれにもリクオリファイしなかった男性3名、女性2名
・WSL7地域（オーストラリア/オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ハワイ/タヒチヌイ、北米、ラテンアメリカ）で配分された男子49名、女子30名
・男子2022年世界ジュニア選手権優勝者
・女子2022年世界ジュニア選手権優勝者
・1イベントにつき男子5名、女子3名のワイルドカードを用意

https://www.worldsurfleague.com/