大原洋人が怪我を克服し再び世界トップを狙う「屈辱的な年だったけど、自分のサーフィンの伸び代を感じれた」

ライター: WAVAL(ウェイバル)

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大原洋人
大原洋人@Hurley Store Tokyo

2021年12月に第一子誕生、2022年は途中から腰の疲労骨折と分離症のため、試合を全て欠場して治療とリハビリに専念する年となった大原洋人(関連記事:大原洋人が腰の疲労骨折の治療で世界戦ISAを欠場。現状と今後について発表)。今回、沢山の葛藤を抱え屈辱的な1年となった今の状況や想い、今後の活動について語ってくれた。

屈辱の1年。でも家族との貴重な時間を過ごせた

大原洋人「こんなに試合を離れるのは人生で初めてで、沢山の葛藤と屈辱的な感覚を味わった1年でした。逆に良い部分もあった。今年は家族ができましたが、海外遠征がない分、家族との時間を過ごせました。今後、試合に戻ったら家族との時間は取れなくなるので、そういう意味では良い1年でしたね。」

2ヶ月サーフィンをまったくやらない期間も

「8月のUSオープンの後は、2ヶ月くらいまったくサーフィンをやらない期間もあり、その後、ストレスが溜まらない程度に徐々にサーフィンの回数を増やして行きました。休止期間中はサーフィンや、サーフィン以外のスポーツの試合を観る機会が沢山あって、客観的にサーフィンを見る良い機会になりました。」

今年一番苦しかったこと

「今年一番苦しかったのは、CSに出れないとなった瞬間とその期間です。今年の目標が無くなってしまったので、どうしようかなと落ち込んでいました。家族がいるから1人で長期で海外に行って練習というわけにもいかないし、怪我の治療に専念しようかなど色々悩みましたが、結局ワイルドカードで出れることになりオーストラリアのCSに出ましたが、腰の状態が厳しくてやはり治療に専念しようと思ったんです。試合に出たい気持ちと、1日でも早く完全な状態でサーフィンしたいという、2つの気持ちがぶつかりました。」

「サーフィンできない期間は、自分は何の仕事をしているんだろう?と自己嫌悪にもなりましたね。今はその試合に出たいという気持ちが今後の試合で爆発して結果が出せたら良いなと思っています。」

腰はまだ完治はしていないが、ほぼ本調子に戻りつつある

「まだ完治はしてないですが、1ヵ月前から毎日サーフィンしても腰が痛くならないようになりました。でも波に乗っている時の足の裏とか、細かい部分の感覚が戻りきってないなって感じはあります。来年の試合は1月末のフィリピンの試合に照準を合わせていますが年内、どこまで本調子に戻せるかでで1月の試合に出るか出ないかを決めようと思っています。」

休み中、自分のサーフィンの伸び代は沢山あると感じれた

「リハビリの先生に怪我をしにくい体の使い方なども教わりました。サーフィン前後にストレッチを行う他、例えば手を動かす時も手先でなく、脇の下から動かすみたいな事を陸で練習して海で実践するんです。まだまだ完全にはできないですが、改善できる箇所は沢山あり、自分のサーフィンの伸び代はまだ沢山あるんだなと感じることができました。」

手先でなく脇の下の力を使って動かす
大原洋人

大原洋人

動画を撮って検証している

「トレーニングの動画を撮ってもらってアドバイスをもらい、それを見ながら毎日トレーニングを行なっています。週に1度先生に会ってアドバイスもらって後は自宅で自分で行うような、今までと違ったスタイルです。自分のサーフィンを動画で見て検証してますが、良い意味でだいぶ違いを感じています。これを今後数年続けたらどれだけ進化してるんだろうと思ったりします。」

CTクオリファイに必要なもの。

「CSもCTもサーフィンレベルも年々上がっているけど、自分はまったく劣っているとは思わない。CTクオリファイに必要なものは、一番は気持ちだと今回試合から離れて思いました。もちろん良いトレーニングも必要ですが、それ以上に覚悟を持って試合に挑む気持ちが大切で、今回CTクオリファイした和井田リオ君や、今回ミッドカットで切られてもリクオリファイした人達を見ても、やはり絶対にCT入るという強い気持ちが大切なんだなと感じました。今まで自分は本当にCTに入りたいという気持ちは持ってたけど、この人達以上に覚悟を持って入れたかな?ということも感じました。」

大原洋人

世界でトップを目指す

「まずはCS(チャレンジャーシリーズ)に出る為にQS3~4戦で結果を出したい。怪我の状態が100%戻ればそれも可能だし、CTを目指しながら五輪も視野に入れていく。これからはただサーフィンやってプロサーファーやっているだけはいけないなと思っていて、五輪出場もそうだし、自然環境問題などにも取り組んで行きたいです。今年開催されるISA、エルサルバドルは波も良かったし良い思い出があるので是非出て結果を残したいですね。やっぱり自分は日本のトップだけなく、海外で世界トップを目指して行きたいです!」



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