松岡亜音がQS1000 シャルガオ・クラウド9で準優勝！ニルビー・ブランカダとジョン・マーク・トコンが優勝

松岡亜音 Photo WSL/Bennett

フィリピン、シャルガオ島、クラウド9で開催されたWSL QS1000『Siargao International Surfing Cup Presented By San Miguel』で、松岡亜音が準優勝。そしてローカル・デュオのジョン・マーク・トコン（フィリピン）とニルビー・ブランカダ（フィリピン）が優勝を飾った。

Local duo Nilbie Blancada (PHL) and John-Mark Tokong have won the 26th annual Siargao International Surfing Cup pres. by San Miguel. Credit: WSL / Tom Bennett

クラウド9の4～6フィートのパンピングコンディションの中で開催。2019年以来3年ぶりのイベント開催となり、史上初の男女合同イベントとして開催となった中、ローカルペアのブランカダはキャリア最大の結果を残し、トコンはホームブレイクで3度目のQS優勝を飾った。

男子ファイナル

ローカルサーファーのジョン・マーク・トコン

John-Mark Tokong  WSL / Tom Bennett

ジョン・マーク・トコン：「ニルビー・ブランカダと共に、シャルガオのためだけでなく、フィリピン全体のためにこの勝利を手にすることができ、とても誇りに思います。ここシャルガオは本当に大変だったから、ここでみんなが応援し、笑顔を見せてくれるのはとても特別なことでした。国際的なイベントが再開され、世界中の競技者が集まってきたことは、とても素晴らしい事です」

トコンはイベントを通して際立っており、最終的にファイナルで親友のオニー・アンワー（IDN）と対戦。2人はそれぞれソリッドなヒートトータルを記録したが、トコンはより深く長いチューブを見つけ、Toral 15.80ptとほぼ素晴らしい結果を残した。

ジョン・マーク・トコン：「オニー・アンワーとファイナルを戦えたことは素晴らしいことです。ファイナルデーには、全ての選手に素晴らしい波が訪れ、ここシャルガオが正常に戻りつつあることにとても興奮しています。」

インドネシアのオニー・アンワー

インドネシアのオニー・アンワー（IDN）はここフィリピンで10年近くサーフィンしており、準優勝は本人にとっても、彼を慕う地元のファンにとっても優勝と同じように嬉しいものだった。アンワルはチューブでもフェイスでもエアーでも絶好調だったが、クラウド9の “リトル・マスター “トコンに勝つには十分ではなかった。

オニー・アンワー「彼は素晴らしいサーファーであり、素晴らしい人間でもあるので、彼と同じ海を共有できてとても嬉しい。ファイナル進出で一番嬉しかったのは、クラウド9でより長い時間を過ごせたことです。今日は、この仕事がいかに幸運であるのかを思い知らされた一日だった。フィリピンに戻って来れて嬉しい。天気もいいし、波もいいし、いいところだね。」

男子QF

女子ファイナル

女子ファイナリストのニルビー・ブランカダと松岡亜音

ファイナリストのニルビー・ブランカダと松岡亜音 Photo WSL/Bennett

Cloud 9ではローカルナレッジが重要となる試合が続き、ニルビー・ブランカダ（フィリピン）は各ラウンドで常に最高のトータルスコアを記録。ファイナルも同様に、彼女は長いチューブを駆使し、日本の松岡亜音を破った。ブランカダの優勝はこの男女同時開催された最初のイベントで、フィリピン人女性がWSLイベントで初優勝を飾るという歴史的なものとなった。

ニルビー・ブランカダ「今は何と言っていいのかわかりません。今週は、町のみんなからポジティブなエネルギーがあふれていたので、彼らに貢献できてとても嬉しい。国境が開かれ、サーファーがシャルガオに戻ってくることは、ローカル・コミュニティにとってとても重要なことであり、このイベントはそのことを示す素晴らしい指標となりました。」

松岡亜音

松岡亜音 Photo WSL/Bennett

松岡亜音「ファイナルに進出できて本当に嬉しい。波が素晴らしく、ここで試合するのはとても楽しかった。でも、バックハンドのバレル・ライディングにより取り組む必要があると思いました。今回の試合で明白になったので、今後改善したいです。」

女子SF

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