斎藤久元がポルトガルのオルタナティブサーフフェスティバル『Gliding Barnacles』にアジア人初参加

ライター: WAVAL

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プロロングボーダー斎藤久元
Photo 笹尾和義

「オルタナティブサーフィンの魅力を伝えたい」

9月7日〜11日までポルトガルで開催される欧州最大のオルタナティブサーフフェスティバル『Gliding Barnacles(グライディング・バーナクルズ)』に、プロロングボーダー斎藤久元とカメラマン笹尾和義が招待され、そのクラウドファンディング『多様性に富む、日欧のオルタナティブサーフィンの深い絆を、次世代の若者へ繋げたい。』が開催されている。クラウドファンディングの目的は、アジア人初の参加となる今回の模様をドキュメンタリー映像として広く配信し、今後より多くの若手サーファーが欧州との絆を深め、真のオルタナティブサーフカルチャーが次世代で花を咲かせることとなる。

斎藤久元「今年9月頭からポルトガルでの旅の模様や、欧州最大のサーフフェスを映像に納めたドキュメンタリー制作と上映会をやろうと決めました。

斎藤久元
プロロングボーダー斎藤久元

GLIDING BARNACLESとは

プロロングボーダー斎藤久元

2014年の初開催より8年続いている欧州最大のオルタナティブサーフフェスティバルの一つ。Surf、Music、Art、Photography、Cinema、Food and Wine、などサーフィンを中心にした欧州のAlternative Cultureを贅沢に楽しめるイベントで、本年は2022年は9月7日~11日にPortugalのFigueira da Foz (フィゲイラ・ダ・フォズ)で開催。欧米の著名サーファーやアーティストなどが招待されている。https://glidingbarnacles.pt/en/

茅ヶ崎出身 斎藤久元のプロジェクトの背景と想い

「13歳から地元茅ヶ崎でサーフィンを始め、2013年からJPSAプロ公認後WSLや海外のコンテストを転戦する中、冬のオフシーズンで訪れたオーストラリアの波やカルチャーが忘れられず、2018年にオーストラリアへ移住を決意。 よい波を求めて2年間、VAN生活(車中での生活)をしながらオルタナティブサーフィンと向き合いました。それが僕にとってサーフカルチャーの探究の旅となったのです。拠点としていたバイロンベイでは多様な価値観と感性が入り乱れ、それぞれ干渉せず否定もせず比較する事のない、自由にありのままに生きて、感じた事を表現する人達と出会い、純粋さを感じたことが僕の中でかけがえの無い経験となりました。そんな人生を変える経験をさせてくれたオーストラリアのヌーサで、Gliding Barnacles主催者のEurico Romagueraに出会ったのです。」

関連記事:オーストラリアで木製サーフボードを削る日本人シェイパーJun Kurahashiのライフスタイル映像

彼は、ポルトガル出身のRhythm Europeアンバサダーであり、そのライディング、ファッション、地元や家族を大事にするライフスタイルまで、僕が求めるライフスタイルを体現している人物です。Gliding Barnaclesとは、2014年にポルトガルのフィゲイラ・ダ・フォズで始まったEuricoと彼の父親が主催するサーフフェスティバルで、Surf、Music、Art、その他Cultureがミックスされ、欧州サーフシーンの中でも最もオルタナティブサーフを体感することができると言われています。その規模は欧州最大で、あのRobin Kegel や Robin Falxaも招待され、世界中から多くの人が集まります。

プロロングボーダー斎藤久元

その後、帰国した2019年にEuricoがこのGliding Barnaclesに僕を招待してくれたことは、僕をとても興奮させました。が、残念ながらコロナもあり出場叶わず、、、そんな悔しい想いだけが残る中、2020年夏、サーフィンが東京オリンピックを機にオリンピック種目となったことで、多くの人の目に留まったと思います。コンペティションのサーフがより注目されました。それももちろん素晴らしことと思います。

しかし、西暦400年から続くサーフカルチャーは日本ではまだ知られていない部分があまりにも多いと僕は強く感じていました。コンペティションではないサーフの一面もあるのに、、、そんな僕の気持ちを察したのか、なんと先日Euricoから再度Gliding Barnacles 2022のインビテーションが届いたのです。

今度こそ、この貴重なチャンスを逃さず、Gliding Barnaclesというフェスティバルに参加し、実際に体感した現地での滞在をきちんと映像作品として残し、日本にもカルチャーとしてのサーフィンをもっと広めたい、と強く決意しました。Euricoが今年も招待してくれたこの機会を、オリンピック種目となり注目された競技という側面のみがサーフィンじゃないということを、そして波乗りから人と繋がり自己を含めた表現の自由は存在するのだ、という事を伝えるきっかけにしたい!と、本気で考えました。それがアジアで唯一招待を受けた人間として、そして、日本を代表し参加する僕の役割だとも考えています」

詳細はコチラよりご確認下さい>> クラウドファンディング『多様性に富む、日欧のオルタナティブサーフィンの深い絆を、次世代の若者へ繋げたい。』

プロロングボーダー斎藤久元

スケジュールについて

2022年6月29日GB2022プロジェクト発足
2022年8月 下旬クラウドファンディング終了
2022年9月4日ポルトガル
2022年秋以降映像完成予定
2022年11月写真集発送予定
2023年春頃上映会イベント開催予定!

『GLIDING BARNACLES You Know?』



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