稲葉玲王、脇田泰地が9位。和井田理央がベスト4進出へ!CS第3戦バリトプロDAY5
ライター: WAVAL
脇田泰地 稲葉玲王Photo WSL/PierreTostee
WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第3戦『Ballito Pro Presented By O’Neill』のDAY5が、南アフリカのバリト、ウィラードビーチで開催。強いオンショア風の中、男女Round ob 16、そして男子クォーターファイナルを終え、日曜日のファイナルに向けてセットアップした。日本女子はDAY4で 都筑有夢路が日本女子最高位で17位、前田マヒナと松永莉奈が25位に。男子はこの日のDYA5で稲葉玲王と脇田泰地が9位でフィニッシュした。
稲葉玲王
Round of 24では、前回2019年開催 QS10,000 CSイベント Ballitoのディフェンディングチャンピオン、ブラジルのデビッド・シルバを抑え、キアヌ・アシンに続いて2位でラウンドアップした稲葉玲王。Round of 16 – Heat 1 ではアレホ・ムニーツ(BRA)と対戦。お互いロースコアで進み劣勢な場面、残り14分を切った所で得意のバックサイドの波で一発目からクリティカルにヒットする強烈なターンとエンドアクションの2発を決め6.60ptをスコアし追い上げる。しかしまとまりのない波の中、バックアップを伸ばせず 10.16pt に対し8.70pt で 惜しくも敗退。本大会で日本人最高位のCSシリーズ9位という好結果を残した。
稲葉玲王の強烈なバックハンド Photo WSL/PierreTostee
脇田泰地
脇田泰地はRound of 16 – Heat 2で、元CTサーファー ハワイのキアヌ・アシンと対戦。残り3分からパワフルなバックサイド2発を決めてガッツポーズ。6.67ptをスコアし追い上げるが、点数及ばず惜しくも敗退。稲葉玲王と同じく、本大会で日本人最高位のCSシリーズ9位という好結果を残した。
脇田泰地 Photo WSL/AlanvanGysen
脇田泰地 Photo WSL/PierreTostee
CSランキング2位の和井田理央がベスト4進出
今大会、大注目ヒートとなった同じクイックシルバーチームで仲の良い 和井田理央(IDN)とマテウス・ハーディ(BRA)がQFで対戦。現在CSランキング2位の和井田理央は、Round of 16でこのイベントに残る最後の南アフリカ人サーファー、ルーク・トンプソン(RSA)を退けており大活躍が続いている。ハーディーは、前ラウンドで得意のエアリアル絡めた演技で本イベントのベストヒートトータル 17.24ptをスコアし勢いに乗っている。
和井田はハーディのお株を奪う特大のストレートエアで7.83ptをマークしリードを固めた。残り5秒、ハーディは大きなローテーションとクローズアウトターンを成功させたがわずかに届かず。2人の友人は壮絶な戦いの後、ラインナップで抱擁を交わした。
和井田理央「なんて言ったらいいのか、マテウスにエアゲームで勝ったんだね。彼と戦えるのは良いことで、それは自分をよりプッシュする時なんだよね。ビッグウェーブが来て、スナップをしようと思ったけど、テイクオフした時にマテウスの事が頭に浮かび、彼を倒すにはエアーに行かなければと思ったんだ。でもバックアップスコアが伸ばせなかったから、それも良い勉強になったよ。」
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次のセミファイナルで和井田理央は元CTサーファーで好調をキープしているハワイのキアヌ・アシンと対戦する。
セミファイナル
QF結果
Round of 16 結果
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この記事を書いたライター
WAVAL
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