フィリピンシャルガオ島からのSOS!ジョシー・プレンダガストが巨大台風による島の壊滅状況を報告

ライター: Miki

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超有名サーフィンポイントCloud9を有するフィリピン シャルガオ島の台風被害

サーファーや観光客に人気のあるフィリピンのシャルガオ島のリゾートやバーのオーナーは、新型コロナの規制がようやく緩和されたため、クリスマス休暇は大盛況になると予想していましたが、超大型の台風22号”ライ”がそれを一掃したのです。

先週木曜日12月19日、熱帯の楽園シャルガオ島を襲った台風22号ライは風速195kmを記録し、ヤシの木を根こそぎ倒し、藁葺き屋根、木造建築を破壊し、電柱を次々と倒していきました。この台風は観光業者にとって痛手であり、多くのフィリピン人がこの国の有名ビーチやダイビングスポットに出かけるクリスマス休暇の1週間前に襲いかかりました。またコロナウィルスによる過去2年間の旅行規制により島への訪問者数は激減し、多くのリゾート、カフェ、土産物店、ツアーガイドが生き残るために苦労している中での自然災害。「旅行客が徐々に戻ってきてみんな喜んでいて、島は再び活気を取り戻していた」と島民は言います。

今、経営者は高額な修理代やゼロからの再出発に直面し、従業員も先行き不透明な状況にあります。また、従業員も将来が見えません。もう一度やり直す価値があるのかどうか、悩んでいる人もいるようです。「今回の台風は、パンデミックのときよりもずっとひどい。パンデミックでは、(構造上の)被害はなかった」とリゾートオーナーは言います。また島中の電気が止まっている為、信号もインターネットも無く、災害機関による死者や被害状況の把握を妨げています。

世界に助けを求めるシャルガオ島出身ロングボーダー ジョシー・プレンダガスト

警察の報告によると、台風ライによって被害を受けた島々で少なくとも375人が死亡し、そのうち167人がシャルガオ島を含む地域で死亡しています。農民や漁師も生計を立てられず、数千世帯が家を失いました。島の電力が完全に回復するまでには数カ月かかる可能性があり、現在も安心して生活できない状況が続いています。

シャルガオ島出身のロングボーダー ジョシー・プレンダガスト(Josie Prendergast)(関連記事:「サーフィンで心と体に幸福を。」美人ロングボーダー『ジョシー・プレンダガスト』フィリピンシャルガオ島でのサーフィン映像)も電波の繋がるマニラへ移動し島の様子をSNSで配信しています。また彼女が開いたクラウドファンディングプラットフォームから、シャルガオ島復旧のための募金がこちらよりできます。

シャルガオ島、被害を受けた地域の一刻も早い復旧を願っています。



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この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato