インスタグラムでリポストされ人気化した74歳”サーファー・スージー”「サーフィンが若さの源」

ライター: AKIKO

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

サーフィンが若さの源!地球上で一番イケてる74歳サーファー『サーファー・スージー』
Photo: Courtesy of Susie Terry

カリフォルニア州ベンチュラで生まれ育ったスージー・テリー。74歳現役のサーファーで、サーフィン後の感想動画をインスタに投稿したところ、”サーファー・スージー “として一気に知名度がアップ。今回は、愛と情熱いっぱいの”サーファー・スージー “についてです。

サーフィンを始めたきっかけ

映画「ギジェット」(カリフォルニアのサーフィン文化に出会い、サーファーと恋に落ちる少女を描いた長編映画)を11歳のときに叔母に連れられて見に行った時に、サーフィンに興味を持ちました。

「何も知らなかった。サーフィンをする女の子、男の子も知らないし、サーフィンを見た事もなかったわ。どうすればいいのか、まったくわからなかったの。」

サーフィンに関して右も左もわかりませんでしたが、1週間後スージーは新しいサーフボードを持ってベンチュラの桟橋(カリフォルニアのサーフポイント)にいました。同じくサーフィンについて何も知らない父親の指示に従って、スージーは板を岸に向けて最初の波にテイクオフ。そこからはラインナップしている人達を見よう見まねで学んでいきました。当時サーフィンをする女の子は彼女一人だけでしたが、スージーは幸せでした。

「私はやる気があって、簡単には引き下がらないタイプよ。私はサーファーガールになるんだと決めて、それを実行したの。」

スネーキングから始まった夫との出会い

Cストリート(カリフォリニアのサーフポイント)でスージーはサーフィンをしていました。波に乗っていた男性をスージーがスネーキングしたところ、その男性がスージーにぶつかってきたのです。ひるまないスージーは、彼をはねのけ文句を言い、板を取りにビーチへ泳いで行きました。そんな出会いから7年後、2人は結婚。サーフィンは2人の生活に欠かせないもので、今でも定期的にサーフィンをしており、子供や孫達も海好きを引き継いでいます。

スージーのインスタグラムが注目されたきっかけ

2021年1月、スージーはサーフィン後の感想を話す動画をインスタグラムに投稿。カリフォルニアは波がない状態が長く続いていたのでスージーは数週間ぶりにサーフィンができて興奮気味。翌朝、スージーがインスタをチェックすると、その動画は「Kook of the Day」(今日の”おもしろい人”を紹介する人気インスタアカウント)にリポストされていました。

・「Kook of the Day」(今日の”おもしろい人”を紹介するインスタ)のリポスト

 

この投稿をInstagramで見る

 

the Kook of the Day(@kookoftheday)がシェアした投稿

DMが殺到し、たくさんのポジティブなフィードバックが寄せられたので彼女は投稿を続けました。スージーの投稿が人気の理由は、動画が偽りのないリアルなものだからです。計画も、台本もなく、素のスージーがいるだけです。”bitchin'”(最高!)、”kick ass”(イケてる!)、”stoke city “(超ワクワクする街!)といったスラングは、彼女が実生活で何年も使っているように、動画の中でも頻繁に使われています。スージーのエネルギーと興奮が伝わる動画は人々の共感を呼び、あらゆる年齢層の人々にサーフィンへの意欲を与えています。

『サーフィンが若さの源』スージーにとってのサーフィン

「サーフィンが大好き!サーフィンをしない人生なんて考えられないわ。朝起きたらタイドをチェックして、誰がビーチに来るのか、自分がいつ行くのかを考えるの。好きだから続けられているのよ。」

74歳のスージーは、ラインナップの中でも特に年配です。サーフィンが好きな事は昔から変わりませんが、具体的に何が好きなのかは時代とともに変わってきていますが、今はサーフィンが若さの源になっていることが一番の魅力だそうです。「パドリングを始めると、自分にもできるんだ!と思えて若返るの。自分が年老いているとは思わないし、ただラインナップの中の1人だと思っているの。」

サーフィンはスージーにとって生涯にわたる愛の対象。彼女は可能な限りサーフィンし続け、その魅力を伝え続けて行くつもりです。

記事参考元:The inertia ‘Surfer Susie’ Is the Most Stoked 74-Year-Old Surfer on the Planet



"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

この記事を書いたライター

AKIKO

酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884