ジャック・ロビンソンとステファニー・ギルモアが優勝『コロナオープン・メキシコ』最終日トップ10映像

ステファニー・ギルモア & ジャック・ロビンソン WSL/Tony Heff

15年ぶりの開催となったパーフェクトライトポイント、メキシコのバラ・デ・ラ・クルスでのCT第7戦『Corona Open Mexico presented by Quiksilver （コロナ・オープン・メキシコ）』最終日。レギュラーシーズン最後の本イベントは、オージーの2人、ジャック・ロビンソンとステファニー・ギルモアの優勝で幕を閉じた。

神童ジャック・ロビンソン逆転の初優勝！

CTルーキーのジャック・ロビンソンは、セミファイナルで、この大会注目のダークホース、マテウス・ハーディ（BRA）に勝利。そしてファイナルでデイビッド・シルバ（BRA）を破り、CTイベント初優勝。

ファイナルではチューブにフルローテションエアーと多彩なコンビネーションを繰り出し、残り10分からの逆転優勝（スコアは 6.83pt , 8.33pt の Total 15.16pt）。スコアは僅差だったが、ターンを繰り返すデイビッド・シルバと対称的にバリエーションのある魅力あるサーフィンを披露！

2019年にCTクオリファイし、今年ルーキーイヤー最後のイベントで優勝という最高の結果。西オーストラリア マーガレッド・リバー出身で、ずば抜けたサーフセンスとビッグバレルな得意なジャック・ロビンソンは、幼い頃から神童と呼ばれ注目を浴びて来た。そして遂にCTで結果を出し、新たなステージに突入したジャック・ロビンソンに今後も大注目です！

ステファニー・ギルモア 32回目のCT優勝記録更新！

ステファニー・ギルモアは、本大会女性で一番の注目となったであろうセミファイナルで、4×世界チャンピオンであり実力女子世界No.1の カリッサ・ムーア（HAW）のパワーサーフィンを抑え勝利。女性で世界一スタイリッシュなサーファーが、ライトのパーフェクトウェイブを制した。

この決勝ではマリア・マニュエル（HAW）を破り、見事32回目のCT優勝を果たし、自身の持つ記録を更新した。

ステファニー・ギルモア「決勝でマリア・マニュエルがパドリングで私を追い越す度に、背中に書かれた『AIフォーエバー』を見てマナを感じました（2006年にここバラ・デ・ラ・クルスでAIことアンディ・アイアンが優勝した）。決勝は厳しい戦いになると思っていましたが、勝てて最高の気分。」

「暫く試合で勝てていませんでした。トレッスルズでのWSLファイナルに向けランキングを1つでも上げ、ファイナルで戦うヒートをなるべく少なくしたかったんです（笑）。」

アドリアーノ・デスーザのラストラン

今季で引退する2015年ワールドチャンプ、アドリアーノ・デスーザのラストラン。貧しい家庭環境から這い上がり、ガブリエル・メディーナや、フィリペ・トレドと共にブラジリアンストームを起こした中心人物。多くのブラジリアンに夢を与えた彼のブラジルサーフィン界への功績は大きい。（関連記事：来季での引退を発表した2015年ワールドチャンプ エイドリアーノ・デ・スーザのハイライト映像）

最終日 トップ10ライディング映像

レギュラーシーズン最終ランキング

男子ランキング詳細

女子ランキング詳細

大会の結果詳細などは以下よりどうぞ！
Corona Open Mexico presented by Quiksilver 

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