スケートボード女子パーク初代金メダリスト『四十住さくら』大技540成功への軌跡

ライター: WAVAL

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スケートボード女子パーク初代金メダリスト『四十住さくら』大技540 への挑戦

四十住さくら「後悔は無いぐらい練習してきた。それが結果に繋がった」

東京五輪2020の新競技スケートボード女子パークで8月4日、世界ランキング2位の19歳 四十住(よそぞみ)さくらが金メダルを獲得した。銀メダルは日本史上最年少メダリスト12歳の開心那(ひらき ここな)、銅メダルは母親が日本人の13歳スカイ・ブラウン(英国)、4位は15歳の岡本碧優(おかもとみすぐ)と、日本人が大活躍。

四十住さくらは「後悔は無いぐらい練習してきた。それが結果に繋がった」と涙ながらにコメント。予選では出していなかった1回転半する大技『540(ファイブフォーティー)』を決勝1本目のランで2本成功させた事が金メダル獲得に繋がった。コロナウィルスの影響で五輪が延期されこの1年間に練習してきたこの大技を、どのような想いで練習してきたのか。金メダルへの布石となった540成功へのドキュメンタリー映像となります。

 4月14日(水)に公開された「可能性を、カタチにしよう。」がテーマの Red Bull Join The Pro プロジェクトのもと、五十嵐カノア(サーフィン)・中村輪夢(BMX)・四十住さくら(スケートボード)の 3 選手の挑戦の裏側に密着した映像作「POSSIBLE」。

五十嵐カノア

「可能である」、「成し得る」、「実行出来る」という前向きな言葉「POSSIBLE」。 日本代表の道を選んだ五十嵐カノア、人生初の大怪我と挫折に向き合う中村輪夢、武器となるトリック習得に挑戦する四十住さくら。それぞれが目標に向かって進む様子を切り取った映像作品だ(関連記事:五十嵐カノア・中村輪夢・四十住さくら出演 Red Bull TV『POSSIBLE』ドキュメンタリー映像)。

スケートボードの女子パークで初代金メダリストとなった和歌山県出身の四十住さくら。映像で語られているように日本もアジアも世界も初代優勝、そしてオリンピックも初代優勝。そして映像のテーマとなっている大技『540』を東京五輪の決勝で2度連続成功させ、見事優勝したのだった。

12歳からスケートボードを開始。スケートをやっていた13歳離れたお兄ちゃん達の仲間に入りたくてお兄ちゃんにおねだりした。上手くなったら仲間に入れて上げると言われたとことからスタート。

「ちょっとでもオーリーとかできたらお兄ちゃんが褒めてくれて、それが嬉しくて続けてました。」

親はスケートはヤンキーのスポーツで、怪我もあるから辞めさせる為にハードなスケジュールをわざと組んだ。しかしそれもこなし、逆にそのおかげで益々上達した。..

四十住さくら – 540への挑戦



 

四十住さくら

数々の世界大会での優勝経験を持つ若き女性ライダー、四十住さくら。兄の影響で小学6年生からスケートボードを始めた彼女は毎日5時間の猛特訓を続け、実力を培ってきた。

彼女はさらなる高みを目指し、高難易度のトリック”540”を習得しようと練習を開始するが中々上手くいかない。スキルが無いわけではない。周りにも自分自身にも分からない”何か”を掴もうと、諦めず必死にもがく日々が続いた。

ご飯を食べる時もスケートボードのトリック映像をチェックする四十住さくら五十嵐カノア

レジェンドのサンドロ・ディアスが彼女の 540 習得の為に 2 日だけ来日
五十嵐カノア

周りのサポートで家から 5 分の場所に専用パークが完成
五十嵐カノア

サンドロ・ディアスにオンラインで 540 を見せようとして失敗し、起き上がれない四十住
五十嵐カノア

後日、ついに 540 に成功。四十住さくらから映像が届き喜ぶサンドロ・ディアス
五十嵐カノア



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