ISA国際サーフィン連盟『東京五輪の新競技サーフィンについて知っておくべき10の事』

ライター: WAVAL

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ISAワールドサーフィンゲームで個人金メダルを獲得し、東京でのメダル獲得も目指すサリー・フィッツギボンズ(AUS) Photo: ISA / Sean Evans

ISA(国際サーフィン連盟)より公開された『10 Things to Know About Surfing’s Debut in Tokyo 2020(東京五輪2020でデビューするサーフィン競技について知っておくべき10の事)』をご紹介します。

オリンピック会場 現在の志田下

Photo: ISA / Ben Reed


Photo: ISA / Ben Reed

1.デューク・カハナモクの夢

水泳競技のオリンピック金メダリストであり、現代のサーフィンの父であるハワイのデューク・カハナモクは、1世紀以上前にサーフィンをオリンピック競技にする事を最初に夢見ていた。1912年のストックホルム・オリンピックで、デュークは自身の愛するサーフィンがオリンピック競技化して欲しいその想いを表明。ISAのフェルナンド・アギーレ会長による20年以上のキャンペーンの後、2016年にIOCはオリンピックにサーフィン競技を追加する事を承認。デュークの夢が遂に実現したのです。


現代サーフィンの父、デューク・カハナモク

2.出場選手

男女40名(男性20名/女性20名)が歴史を作る、初のオリンピックサーファーとなった。五大陸、18か国から集まるオリンピックサーファーは、サーフィンが真のグローバルスポーツである事を示す象徴となるだろう。

関連記事:東京五輪サーフィン競技ヒートフォーマット、ヒート表、開催スケジュールが発表

3.どこでオリンピックサーフィン競技を観るのか

日本からは(東京五輪2020サーフィン競技のLive放送予定日時)より観戦可能。波の状況により視聴日時は変わるのでご注意ください。

ブラジルのガブリエル・メディナは、自身の輝かしいキャリアにオリンピック金メダリストを追加することを目指している。

Photo: ISA / Ben Reed

4.対戦ヒート

東京2020のサーフィンの最初のラウンドは5ヒートとなり、それぞれ1ヒート4人のサーファーで構成される。詳細は(東京五輪サーフィン競技ヒートフォーマット、ヒート表、開催スケジュールが発表)より。

5.会場の釣ヶ崎海岸

大会は千葉県の釣ヶ崎海岸(通称志田下ポイント)で開催。釣ヶ崎海岸は東京2020に向けて世界最高のサーファーを迎える。


Photo: The Surf News

6.ソーシャルメディア

ISAは、コンテストの最新情報をソーシャルメディアに投稿。Facebook、Instagram、Twitterでフォローして下さい。公式ハッシュタグ#StrongerTogether、#Olympics、#Tokyo2020を使用することを忘れないで下さい。

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7.isasurf.orgとOlympics.comをフォロー

ISAは、写真、ニュース、スケジュール、選手名簿、イベント情報を公式HPで更新する。リアルタイムの結果は、オリンピック公式HPでも見る事ができる。

8.スケジュール

サーフィン競技は7月25日から8月1日まで開催され、波状況などの条件に応じて開催。条件が整えば、競争は僅か4日で終了する可能性がある。

9.東京五輪2020サーフィン種目出場の為に

40人のオリンピックサーファーは、2019 WSLチャンピオンシップツアー(CT)、2021年と2019年のISAワールドサーフィンゲーム、リマ2019パンナムゲームズの4つのイベントから出場資格を取得した。

関連記事:五十嵐カノアのレイバック・大原洋人のエクセレント9.00pt『ISA WSG 2021 最終日ハイライト映像』

10.パリ五輪2024以降

サーフィン競技は今後長期的にオリンピック競技として開催する為の、最初のステップを開始した。サーフィン競技はすでにパリ五輪2024大会に入っており、タヒチ チョープーで開催される。ISAは、若いエネルギーと高い価値を有するサーフィンをオリンピックの定番種目とする為、LA2028大会以降にサーフィンをオリンピック競技にする事を推進する予定だ。



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