ガブリエル・メディナとサリー・フィッツギボンズが優勝『CT第5戦 Rip Curl Rottnest Search』ハイライト映像
ライター: WAVAL
Photo WSL – Dunbar
長期に渡り行われたオーストラリアレグの4イベントの最終イベント、西オーストラリア州ロットネスト島で開催されたWCT第5戦『Rip Curl Rottnest Search』(関連記事:都筑有夢路が自己最高の5位に!『WCT第5戦 Rip Curl Rottnest Search』)。その最終イベントファイナルデイは4〜6フィートの波で開催。メンズは2×ワールドチャンピオン、ブラジルのガブリエル・メディナ(Gabriel Medina)。ウィメンズはオーストラリアのサリー・フィッツギボンズ(Sally Fitzgibbons)が優勝を果たした。
SFは世界ランキング1位のガブリエル・メディナと、世界ランキング2位で、前回の世界チャンピオンイタロ・フェレイラ(ÍtaloFerreira)とのブラジリアン対決。開始直後に8.33ptでメディーナが先制し、イタロは肝心な所でのワイプアウトが目立ちバックアップを上げることができない。常にリードし続け試合を完全に支配したガブリエル・メディナがファイナルへ。
ファイナルではSFで快進撃を続けた地元ワイルドカード枠出場のリアム・オブライエンを破ったルーキーのモーガン・シビリック(Morgan Cibilic)と対戦。こちらもSF 同様、終始試合をリードし、バックアップでハイポイントを狙うモーガンに思うようにサーフィンをさせず試合をコントロール。SFに続き再びエクセレント8.50ptも出し圧巻の優勝。
メディーナは今シーズン2回目の優勝と、CTキャリア通算16回目のCT優勝を果たした。「ここオーストラリア、特にロットネストではとても良い時間を過ごせました。自然は美しく波もずっと素晴らしく、とても楽しいイベントでした。厳しいヒートを乗り越え、自分の思うようなサーフィンで勝てて良かった。また妻の誕生日が近づいていて、彼女はトロフィーが欲しいと言っていたので、今はとても嬉しいです!」とコメント。
メディーナとシビリックの対戦はこれが今シーズンで4回目で、全ての試合でメディナが勝利。シビリックは世界ランキングトップ5に上がりCTファイナルへの道、そして2021年CTルーキーオブザイヤーに大きく近づいた。シビリックは「友達であり良きライバルであるリアム・オブライエンとの準決勝は決勝よりも緊張しました。決勝ではいつでもGoしたかったですが波とタイミング合わず、ガブリエルは勢いがあり、そこでできることはあまりありませんでした。でも今もまだとても興奮しています!」とコメントした。
ウィメンズ ファイナルでは、SFで2×ワールドチャンピオンのタイラーライト(AUS)を破ったサリー・フィッツギボンズと、QFで都筑有夢路を破ったジョアン・ディファイ(FRA)の対戦。サリーが序盤から終始リードし続け、スコア 15.24pt vs 11.23ptで優勝。
サリー・フィッツギボンズは「優勝できてとても気持ちがいい。ファイナル進出の為にTop5に入ることを目標にしていて、今シーズンTop5から外れたこともあったけど、今回で報われてとても嬉しいです。」とコメント。これでサリーは世界ランクを一気に4位上げて、1位のカリッサ・ムーアに続き、2位へランクアップした。
今回でCT通算12回目の優勝となったサリー・フィッツギボンズは、CT歴12年のベテランで2010年から2012年まで3年連続で世界タイトルレースで2位となっている。
ランキングは以下。今回SFで敗退したカリッサ・ムーアですが引続き独走状態。今シーズン2勝目を果たしたガブリエル・メディナも2位のイタロ・フェレイラを大きく離し、男女共にこの2人の独走が続きます。
次は、オリンピック最終予選となるISAエルサルバドルを挟み、6/18 -6/20 にカリフォルニアのサーフランチで開催される『Jeep Surf Ranch Pro』となります!その他、試合詳細は以下よりどうぞ。
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