ガブリエル・メディーナとキャロライン・マークスが優勝!五十嵐カノアは5位!CT第3戦ナラビーンクラシック
ライター: WAVAL
Photo by Matt Dunbar
オーストラリア シドニー北部に位置するナラビーンで開催中のCT第3戦【Rip Curl Narrabeen Classic presented by Corona】の最終日。メンズはガブリエル・メディーナ(Gabriel Medina)、ウィメンズはキャロライン・マークス(Caroline Marks)が優勝を飾った。
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ウィメンズのファイナルでは都筑有夢路を破ったキャロライン・マークス(Caroline Marks)と、4×ワールドチャンピオンで現CTランク1位のカリッサ・ムーアを破ったタティアナ・ウェストン・ウェブ(Tatiana Weston-Webb)が対戦。序盤にラウンドハイエスト7.27ptを出したキャロライン・マークスがこのポイントを軸に、試合を優位に進めて僅差で優勝。CTランキングも2位にジャンプアップ。
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QF:ガブリエル・メディーナ × モーガン・シビリック
今大会、メンズ一番のポイントとなったクオーター・ファイナル。ガブリエル・メディーナ(Gabriel Medina)はジョンジョン・フローレンスを今季2度も破った絶好調のCTルーキーモーガン・シビリック(Morgan Cibilic)と対戦。モーガン・シビリックは絶妙なチューブライド8.67ptを出して試合の流れを掴む。
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ガブリエル・メディーナはニード6.01ptと追い込まれた終盤で、残り7秒で乗ったハイスコアは出なそうな波で9.30ptのエクセレントポイントを叩き出し大逆転!最後にどんな波でもハイスコアが出せる、逆転の飛び道具を隠し持っていました。結局メディーナがファイナルでも危なげなくコナー・コフィンを破り優勝。試合運びの上手さ、どこの波でも戦えるスキルの安定性と異次元トリックを持ち合わせるメディーナが、ツアーランキング1位へランクアップ!このまま突き進みそうです。
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QF:五十嵐カノアはインターフェアが認められずリズムを崩して敗退
ここまで巧みな試合運びでQFに勝ち上がった五十嵐カノアは、優勝候補筆頭だったイタロ・フェレイラ(Italo Ferreira)を昨日破ったカリフォルニアのコナー・コフィン(Conner Coffin)と対戦(関連記事:五十嵐カノアが逆転勝利でベスト8へ進出!都筑有夢路は9位)。
お互い波に乗っていない、プライオリティが発生していないピーク優先段階の開始9分。ラウンド初の波に乗ろうとした五十嵐カノアをコナー・コフィンが邪魔をする。カノアがジャッジに手を挙げてアピールするもインターフェアにならず。結局10分間で2人とも波に乗っていないという判断でリスタートに。これでリズムを崩したのかアピールか、カノアは0.8ptの1本しか乗らず敗戦するというとても残念な結果に。これをバネに次回頑張って頂きたい!
最終日フルムービー
CTランキング
ランキングTop5は以下となり、優勝したガブリエル・メディーナが1位、キャロライン・マークスが2位へ共にジャンプアップ。日本の五十嵐カノアは同順位の4位でステイ。都筑有夢路は18位となっています。
次は5/2 -5/12のウェイティング期間で開催される『Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona』。遂にマーガレット・リバーという、いつものCTの波での戦いに。そして今回初のCTデビューを果たした都筑有夢路にも注目です(関連記事:20歳の都筑有夢路が悲願のCT初出場!Top16へ勝ち進む)。その他の結果や詳細は以下よりどうぞ!
Rip Curl Narrabeen Classic – メンズ
Rip Curl Narrabeen Classic -ウィメンズ
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この記事を書いたライター
WAVAL
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