五十嵐カノアが逆転勝利でベスト8へ進出!都筑有夢路は9位!CT第3戦ナラビーンクラシック
ライター: WAVAL
五十嵐カノア Photo by Matt Dunbar
オーストラリア シドニー北部に位置するナラビーンで開催中のCT第3戦【Rip Curl Narrabeen Classic presented by Corona】大会3日目。Roud4(Round of 16)に勝ち上がっている五十嵐カノアは、ウェスタンオーストラリア出身の神童と呼ばれたジャック・ロビンソン(Jack Robinson) と対戦。ジャック・ロビンソンが高さのあるグラブエアーなどでリードして進むも、このラウンドのハイエストスコア5.17ptを持つ五十嵐カノアは余裕を持って逆転の波を待つ。ニード4.43pt、残り1分30秒で形の良いミドルの波を掴み6発のターンで大逆転の5.47ptを出しガッツポーズ。ここという時にミスをしない精神力と試合運びは本当に凄いなと。これでベスト8となるQFへ!
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昨日のround3ではワイルドカード出場のミック・ファニングを破った前回の優勝者イタロ・フェレイラ(Italo Ferreira)。Roud4ではエアーも織り交ぜガツガツ波に乗るイタロとは対象的に、スマートなサーフィンでポイントを重ねたカリフォルニアのコナー・コフィン(Conner Coffin)に僅差で破れ、イタロはロッカールームで自分の板を追って大激怒。先日のガブリエル・メディーナばりの長距離フルローテーションエアーがインコンプリートとジャッジされ、これが勝敗を分けた1本となった。
2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンス(John john Florence)は、前回敗れたニューカッスルローカルのCTルーキー モーガン・シビリック(Morgan Cibilic)に再び敗退。ジョンジョンは癖のあるビーチブレイクだとかなり分が悪いようですね。モーガン・シビリックは前試合からの勢いと絶好調を維持したままQFへ進出。
日本女子として約25年ぶりとなるCT出場を果たした都筑有夢路(つづき あむろ)(20歳)(関連記事:20歳の都筑有夢路が悲願のCT初出場!Top16へ勝ち進む)。前シーズン世界ランキング2位の強豪キャロライン・マークス(Caroline Marks)と対戦。終始キャロライン・マークスがリードを保ち、都筑有夢路もスタイリッシュなバックサイドターンをメイクするも力及ばず9位でフィニッシュ。初のCTはここで終了するも、次に繋がる大健闘の内容。残り2戦のオーストラリアレッグにも参戦する可能性が高いので、慣れてきて更に調子が上がってきそうですね!
都筑有夢路のヒートは以下フルムービーの4:20あたりから。五十嵐カノアのヒートは9:06あたりからフルで観ることができます。
やはりブラジリアンやオージー、カリフォルニア出身サーファーなど、ビーチブレイクに強いサーファーが残っていますね。その他の結果や詳細は以下よりどうぞ!
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WAVAL
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