イタロ・フェレイラとカリッサ・ムーアが優勝!五十嵐カノアはCTランク4位に『CT第2戦 Rip Curl Newcastle Cup』
ライター: WAVAL
Photo: Cait Miers/WSL
オーストラリア ニューサウスウェールズ州のニューカッスルで開催されているCT第2戦『Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona 2021』最終日。メンズ&ウィメンズ共に前回2019年のワールドチャンピオンであるブラジルのイタロ・フェレイラ(Italo Ferreira)とハワイのカリッサ・ムーア(Carissa Moore)が優勝を飾った(関連記事:JJフローレンスがルーキーのモーガン・シビリックに敗れる大波乱『CT第2戦 Rip Curl Newcastle Cup』)。パワーのある早いビーチブレイクで、メンズはエアーが得意なブラジリアンの強さが目立つイベントとなった。
メンズ優勝 イタロ・フェレイラ
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メンズ セミファイナル
セミファイナルではガブリエル・メディーナ(Gabriel Medina)が、イベントハイエストスコアとなる、このスーパーロング・フルローテーション・エアリバース一発で9.70ptを叩き出す。これが決め手となりジョンジョン・フローレンスを破った絶好調、CTルーキーのローカルサーファーモーガン・シビリック(Morgan Cibilic)を粉砕してファイナルへ。「これはバスケットボールの3ポイントシュートだ」というガブリエルのジェスチャー付き。Amazing!!
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メンズ ファイナル
ファイナルではブラジリアン対決となり、イタロ・フェレイラ(Italo Ferreira)が中盤にバックサイド・フルローテーション・エアリバース 7.77ptを得点。ガブリエル・メディーナは、6.34ptビハインドと逆転のチャンスがあったものの、肝心なところでメイクできず、結局これが駄目押し点となりイタロが優勝。
イタロ・フェレイラは、QFでデイビット・シルバ、SFでフィリペ・トレド、ファイナルではガブリエル・メディーナと、最後はブラジリアンに3連勝して優勝。 今回は早くてパワーのある波質のビーチブレイクで、どんな波でも一発でハイスコアを出せる武器を持っているブラジリアンとても強かった。Congrats!!
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ウィメンズ優勝 カリッサ・ムーア
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ウィメンズ ファイナル
ファイナルでは4×ワールドチャンピオン、ハワイのカリッサ・ムーア(Carissa Moore)がステファニー・ギルモアなど強豪を破ったルーキーのイザベラ・ニコラス(Isabella Nichols)を圧倒。クリーンなビッグセットを見事に捉え、パワーハック 9.50ptをスコアしコンボで勝利。昨日はビッグエアリバースを決めるなど、他の選手を圧倒し続けてきたカリッサ・ムーアがその勢いのままに優勝を飾った。Congrats!!
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CTランキング
ランキングTop5は以下となり、イタロとカリッサが共に1位へ。日本の五十嵐カノアは、今回好調だったライアン・カリナンと同順位の4位に。
次は4月16日〜26日にNSW州のノースナラビーンで開催されるCT第3戦『リップカール ノースナラビーン クラシック(Rip Curl Narrabeen Classic presented by Corona)』。スーパースターミック・ファニング(Mick Fanning)がまさかのワイルドカード出場することもあり、とても楽しみな大会だ(関連記事:WCTナラビーンクラシックにミック・ファニングがワイルドカードで出場する事が決定!)。
その他の結果や詳細は、以下WSL公式HPよりどうぞ!
Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona- Men’s
Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona -Women’s
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この記事を書いたライター
WAVAL
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