『未来のワールドチャンピオン候補 日本人ハーフ15歳のベティルー・サクラ・ジョンソン』母と娘のインタビューとサーフィン映像

ライター: Miki

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ベティルー・サクラ・ジョンソン
Photo by: Spencer Suitt

ハワイオアフ島育ちの15歳のサーファー、ベティルー・サクラ・ジョンソン(Bettylou “Sakura” Johnson)。彼女は2ヶ月間、インドネシアでサーフィンをしながらトレーニングに励んでいた際、WSLから2021年のシーズンに出場する権利をもらい、ハワイ時間12月7日より開催されたRoxy Maui proにワイルドカードで出場した今注目の若手サーファー。

サクラ(Sakura)というミドルネームからも分かるように、彼女の母親はShinobu Johnsonという日本人の方。今回は15歳のベティーを支える母親も交えた、ベティーのサーフィンに対する情熱や想いがインタビューされた記事:Mum & Daughter: North Shore’s Bettylou Sakura Johnson & Shinobu Johnson (母と娘:ノースショアのベティルー・サクラ・ジョンソン&シノブ・ジョンソン)を翻訳してお送りします。

 

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Q1.ハワイでサーファーとして生まれ育ったべティーにとって、ハワイのコミュニティやサーフカルチャーはどんな影響を与えてきた?

ベティー:ノースショアで生まれ育った事は凄く特別だわ。サーフィン発祥の地と言われるここから世界中にサーフィンが広まって、みんなが様々な形で楽しんでいる。ハワイのコミュニティや文化からもお互いを助け合う事だったり、アロハスピリットだったり、自然を共有する事を学んだ。特に海との繋がりを教えてくれたハワイのこの文化が大好き。

Q2.ベティーにとってのアロハスピリッツとは?簡単な言葉で表すならどんな感じ?

ベティー:私にとってアロハとは何かを共有したりお互いを気遣う事。自分の周りにいる人々を尊敬して人、物に感謝する事。愛、平和、思いやり。

Q3.プロサーファーになって、試合に出たり遠征するようになって何か変わった事は?

ベティー:試合に出る事が、自分の限界まで挑戦したり、より良いサーファー、より良い人間になる機会を与えてくれた。そして今までのサーフィンとは違った意味でサーフィンを考えるようになった。試合に出る事は私の一部だし、凄く楽しんでる。自分にもっと自信がついたわ。

ベティルー・サクラ・ジョンソン
Photo by: Shinobu Johnson

Q4.試合に出るようになって、何か他の事を妥協しなきゃいけないって感じる?

妥協してる事はないわ!試合に出る事は生活の一部になったしそれが好きだから。毎回試合に出るのを楽しみにしてて、それをモチベーションに毎日生活してる。自分に挑戦できて凄くいい事だと思う。

シノブ(ベティーの母親):ベティーは今ノースショアにあるワイルア高校の9th grade(日本で言う高校1年生)。彼女は学校が始まる前と放課後に海に入る。朝は学校に行く用意を済ませて1時間程サーフィンをして登校する。教育は私達にとってとても大切だから良い成績を取るように言ってるわ。

ベティーは3歳から13歳まで新体操をしていたの。選手として数年間試合に出た事もあるわ。本格的にサーフィンをする前にはサッカーをしたり男の子達とオフロードバイクにも乗っていた。でもサーフィンに出会ってからは才能が芽生え始めた。彼女は6、7歳の時にサーフィンを始めてそれからサーフィン、とにかく水の中にいる事が好きになった。私達はトリプルクラウンが行われるハレイワビーチ公園の向かい側に住んでいるんだけど、そこで彼女はサーフィンを学んだ。

Q5.Bettylouという名前の由来は?今まで同じ名前の人に会った事が無いから聞いてみたかったの

シノブ(母):沢山の人にその質問をされるわ(笑)。Bettylouっていう名前は少し古めかしい名前だからね。彼女は2005年3月22日生まれなんだけど、その日が私の夫の、ひいお婆さんと同じ誕生日だったの。ひいお婆さんの名前をそのままもらってBettylouと名付けたわ。

特にハワイでは珍しい名前ね。私は日本人だからミドルネームは”サクラ”と名付けたの。友達もみんな彼女の事をサクラと呼んでいる。サクラは日本語で桜という意味、春に生まれた事もあって何か日本らしい名前をつけたいと思った時にサクラという名前を思いついたの。

Q6.パイプラインでサーフィンするのってどんな感じ?

ベティー:波が大きな日にパイプラインやバックドアでサーフィンした事はないわ。比較的穏やかな日にリーフやラインナップに慣れるためにサーフィンする。普段はバックドアでサーフィンする事の方が多いの。パイプラインとバックドアは凄く特別なサーフスポット。大きな重たい波だしね。だからそこでサーフィンする人を尊敬する。男の子の友達はみんなそこでサーフィンしてて、彼らがバレルに入る度に私も同じ事をしたい!って思う。彼らにいつも連れて行かれて、いい波が来たらいつも「Pull in! 」って叫ばれるわ(笑)

ベティルー・サクラ・ジョンソン
Photo by: Spencer Suitt

Q7.パイプラインやバックドアでパドルアウトする時や、波待ちの時はどんな気持ち?不安になったりする?

ベティー:もちろん、なんだか落ち着かないわ。あれだけパワーとエネルギーを持っている大きな波を近くで見るだけで、何か今まで感じた事の無い感情が湧いてくるの。興奮に近いかも。だからあまり考えないようにして、その時のアドレナリンで上手くサーフィン出来ればいいなって思ってる。

Q8.男性サーファーがサーフィンするパイプラインのラインナップはベティーに何か影響を与えた?

ベティー:そうね、たった1人の女の子として水の中にいると周りのボーイズたちに凄く応援されるし、もっと上手くサーフィン出来るようにプッシュされる。彼らが出来るなら私も出来るって思うわ。

Q9.サーフィンを通してお母さんとの関係は変わった?

ベティー:私たち2人の関係は凄く強くなった。サーフィンを通してもっと繋がったし、たまにお母さんの手助けが必要な時もあるし、お母さんも私に手伝って欲しい事がある。2人で力を合わせて一緒に動いてるわ。

シノブ(母):サーフィンを通してベティーとの関係はもっと強くなったしオープンになった。彼女は海の中では完全に自由になれるの。海では他の誰でも無い彼女になれる。一緒にサーフィンする時も、彼女の笑顔を見ると私も幸せになる。ベティーがパイプラインでサーフィンする時はとても緊張するけどいつも頑張れ!って応援してる。パイプラインでサーフィンする人達は本当に凄いわ。

Q10. 15歳という若さでプロサーファーというプレッシャーは?

ベティー:私が難しいと思うのは友達との関係や友情。試合では親友とあたる時もあるし、サーフィンの世界と現実の世界で大親友でいる事は少し難しく感じる。でも私はそんなに大きな問題も無くサーフィン出来てる。ただたまに考える事があるくらいで、友達と一緒にサーフィンも上達したらいいなって思う。

シノブ(母):年を重ねるにつれて悩みは出てくると思うけど、今は子供でいる事を楽しんで欲しい。一生に一度だからね。精神的にも身体的にも彼女をサポートするわ。

Q11.これからのサーフィン界にどんな影響を与えていきたい?

ベティー:ここ数年でサーフィンをする女の子の数も格段に増えて確実に進化している。女子サーフィンのレベルを上げていきたいし、人々にも性別は関係ないって事を伝えていきたいわ。


最後に、以下はStabによるサーフィン映像『未来のワールドチャンピオン候補 Bettylou Sakura Johnson』となります!



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この記事を書いたライター

Miki

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato