温故知新「僕らは学び、進化する」Blue. 6月号【特別付録】Standard California × Blue. コラボレーション・サングラス

【特別付録】Standard California × Blue. コラボレーション・サングラス

温故知新 – 僕らは学び、進化する –

なにが正しいのか、わからない日々が続いた。いや、いまも続いている。ひとりなら安全、でも、ひとりなら安全と考える人がたくさんいたら、危険。その境界線は人それぞれで、強すぎる正義感が脅威となるシーンも多々あった。

心機一転、みんなが笑顔になれるアイデアはないものか？ 僕たちはサーファーで、今この状況をサーフィンに置き換えたら、どう動くかなって。

もしも、目の前に広がる海原がオンショアで荒れ狂っているとしたら、自然に多くを教わってきたサーファーならパドルアウトはしない。必ずシフトする風の声に耳を傾けながら、じっとその時に備えるだろう。やまない雨はなく、風がシフトすれば海は再び輝くことを、身をもって教わってきたから。

上手に波に乗る方法とか、ギアの選び方も気になるけど、僕たちがサーフィンから、自然から、そしてサーフィンというカルチャーを築いてきた先人から学んできたことは、もっと偉大だ。生き方そのものに通じるほどに。

だからBlue.は心機一転、ではなく、初心にかえり、あらためてサーフィンの魅力をお伝えしていけたら。しばしサーフィンと距離を置いたことで、あらためてサーフィンの魅力に気づけたから。いま向き合っている難題に対する答えはわからないけれど、その日々と向き合っていく、そのために活かせる多くを、僕たちはサーフィンから学んでいる。

というわけで、今回のテーマは「温故知新」。これは今この状況に言及する企画ではなく、あくまでサーフィンにフォーカスした特集。みんなお腹いっぱい考えてきたはずなので、ページをめくっている時間くらいは、あれこれ忘れてピュアにサーフィンを見つめてほしい。僕らは学び、サーファーとして、人間として、まだまだ進化できるはずだ。

【特別付録】Standard California × Blue. コラボレーション・サングラス