世界的サーフスター五十嵐カノアの5つの才能とセンス

ライター: Miki

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「あそこでの優勝は大きかったし、やっと僕はワールドチャンピオン候補だと自分で思えるようになった。」

クールなカリフォルニアと日本のポップアイコン、2つのカルチャーを融合し自身のアイデンティティを持った、世界でも日本でも人気の五十嵐カノア。カリフォルニア ハンティントンビーチで育ち、家族やスポンサーからサポートを受けて活躍し、新たな地位をサーフィン界で築き上げたサーフスターだ。

グロム時代から活躍し、18歳で2016年のCTにクオリファイした五十嵐カノアは、昨年バリ島ケラマスでCT初優勝を果たし、2019年は自己最高の世界ランキング6位という好成績を残した。プロサーファー以上のものを合わせ持つ、サーフスター五十嵐カノアの才能やセンスを、彼の成長やコメントと合わせてご紹介します。

関連記事:日本人初の快挙!五十嵐カノアがWCTで優勝!世界ランキング2位へ!バリクラマスダイジェスト映像

『Kanoa Igarashi : The Renaissance Man』from WSL news

1. 数カ国語を話すワールドトラベラー

プロサーファーとして活躍することはコンテストのために世界中を飛び回る生活を送ることになります。日本人の両親を持ち、アメリカで育った五十嵐カノアは元々英語と日本語を話すバイリンガルでした。後にポルトガルで時間を過ごした彼は今ではポルトガル語までも流暢に話すマルチリンガル。現在はポルトガルのエリセイアとカスカイスという海岸沿いの綺麗な街に家を持ちオフシーズンやトレーニングをして過ごしています。

 

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2.ファッショニスタ

大親友のイタリア人プロサーファーでクイックシルバーのチームメイトとして長い時間を共にしてきたLeonardo Fioravantiの影響もありファッションのセンスが光る五十嵐カノア。世界的雑誌GQにより“Athlete of the year”にも選ばれ年々多数のファッションショーにも出席。

 

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3.ファンを惹きつけるインスタグラムフィード

サーフィン、トレーニング映像、世界中を飛び回るライフスタイル、旅先での景色。このような写真と一緒に投稿される文章にも魅力を感じるファンは多いはず。

インスタグラム 文章訳
「1日は1440分、それは1日に1440個のポジティブな影響を与えることが出来るということ」

 

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4.TVスター

11歳の頃から日本のリアリティ番組に出ていた五十嵐カノア。様々なショーやカメラクルー達がCTを通しての彼の成長やアジアでセレブリティになった彼の姿を追った。大会実績はもちろんカメラを前にしても自然で好印象を残したこともあり、今では多数のサーフフィルムやTVショーに出演。最近ではRedBullシリーズ“ALL In”でステファニーギルモアと共にCTでの様子を特集された。

そのことについて五十嵐カノアはこのように語った。「初めてテレビに出演したのは日本でのこと。僕はアメリカで育った日本人で、コンテストでも上手くやってた。その時に日本にもファンが沢山いることを初めて知ったし僕の中で日本人としての意識が芽生えて、強くなったのもその頃。」

 

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5.将来のオリンピック選手&ワールドチャンピオン

2019年バリ島で行われた Corona Bali protected。五十嵐カノアは日本人サーファーとして初めてCTイベントで優勝するという快挙を成し遂げた。この歴史的な優勝が彼のその後のキャリアを変えた。

カノア:「試合のための準備は十分していたし、ケラマスの波は僕のサーフィンにすごく合うという感覚はあった。だからこそあそこでの優勝は大きかったし、やっとホッとして、落ち着いて僕はワールドチャンピオン候補だと自分でも思えるようになった。今までそんな風に思ったことは一度もなかった。だからあの優勝は、これからどうやって戦うか、サーフィンするかトレーニングするか。自分の見方が一気に変わったよ。」

シーズン後半には2020オリンピックの日本代表選手として選ばれた。今後の活躍が益々期待される五十嵐カノアに大注目です!

関連記事:進化し続けるCTサーファー『The Best of 五十嵐カノア』WSLハイライト動画


参考記事 WSL news
原文はスマートフォンより閲覧可



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この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato