「欲張り過ぎない。シンプルな人生を」ラウリー・トウナーのウエスタンオーストラリア サーフィン映像
ライター: shinji_dog
綺麗な海、人との出会い。シンプルなことが人生においてどれだけ最高な事か
今回はトレン・マーティン同様、ウェットスーツブランドNeedessentials のライダーで、オーストラリアのイーストコースト出身のLaurie Towner(ラウリー・トウナー)のリモートエリアで、砂漠地帯が広がるウエスタンオーストラリアでのサーフトリップ映像とインタビューをご紹介します。
このトリップでラウリーはパーフェクトな波はもちろん、綺麗な海、大自然の中での釣り、野生動物、人との出会いなど、シンプルなことが人生においてどれだけ最高な事かということに気付かされる。以下、Needessentials によるビッグウェイバー、ラウリー・トウナーへの、今回のサーフトリップインタビューとなります。
「Simple Things」ラウリー・トウナー インタビュー
N:今回のウエスタンオーストラリアへの旅はどのように決まりましたか?
L :今現在、自身の仕事は見習い中で、上司が1週間の休暇を取りタイミングよく自分も同じ時期に1週間の休暇をもらえたんだ。以前のトリップではフィジーのクラウドブレイク、インドネシアのニアス、ハワイのジョーズと、デカイ波がヒットすればどこにでも行った。今回は1週間なので、オーストラリアにステイしてどこか波がある場所にしようと思ったんだ。僕らはラッキーなことに、友達のジョッシュとアッシュがウエスタンオーストラリアでキャンプしているということで、フィルマーのネーサンとイシカと一緒に飛行機に飛び乗り向かったんだ。
N:ほとんどの人は仕事と生活バランスを保つのに苦しんでるけど、ラウリーは充実した生活をどのように家族へ与えている?
L:充実した生活を送るのに一番重要なのは、欲張りになりすぎないことじゃないかな。もちろん生きて行く為にお金は必須で、家族をサポートして、支払いなどもして、残ったお金や時間は楽しむ事に費やしている。僕は毎日一日中働いて、必要以上に2つ目の家やら高級車やでかいボートを追いかけるような人間にはなりたくないんだ。
死ぬときは物ばかり持つのではなく、いい思い出と共に逝けたらいいよね!僕らはとてもラッキーで、仕事も生活もできるし、集中すればしっかりしたお金だって稼げるんだ。だから僕はプロサーファーという職業では、なかなかちゃんとしたお金は稼げず辞めてここ6年間は最低賃金で、3年間、大工をし、その後の3年間はタイル屋の見習いで働いている。そして僕の婚約者は大学でナースになる為に僕らの2人の子供、5歳半のアイラと、3歳半のチェイスの面倒見ながら勉強中だよ。
実はとてもラッキーなことに僕らの両親は両方とも近所に住んでいるから世話してくれたりするんだ 笑。Needessentials にもここ2年間すごい助けてもらっているよ!Needessentialsとは彼らのウエットスーツや商品をテストしたり開発などに関わっている。それとサーフトリップに参加させてもらったりと、とても感謝している。でも本当にもし休暇を1週間取れるなら、地元で楽しんだりどっか行ったりとか、兎に角楽しむことだね!
N:ウエスタンオーストラリアの1週間で凄いバレルをメイクしてたけど感想は?
L:そうだね、最高の時間だったよ!周りには誰もいなくて本当にラッキーで4〜6ftのパーフェクトオフショアを自分だけでサーフィンできたのは信じられなかったよ。それと自分のホームポイントには、こんなスケールの大きい良いレフトは少ないから良かった!ウエスタンオーストラリアは孤立していて素晴らしいロケーション。それがここの魅力でお気に入りなところかな。
N:フィルムの中で釣りやダイビングしているけど、それってラウリーの生活には大きいパートを占めてる?
L:そうだね、とても大きいよ。釣りに行く大きな理由は、1週間に4〜5回はディナーで魚を食べるからなんだ 笑。僕たち家族は魚が大好物だし、肉を買いに行くより安くつくしね。普段はあんまり釣りには行かないけど、行った時は必要な量だけ獲ってさばいて、一食分ずつ分けて冷凍するんだ。そして無くなればまた釣りに行くって感じかな。
ダイビングはとても大好きで、海の中は別世界だよね!自分の街には川が流れていてそのせいか、あまり綺麗な海になることが少なくて、ウエスタンオーストラリアの様に年中綺麗な海の近くに住んでたら釣りなんて行かないね 笑。友達連れてダイビングに行くよ!
N:普段のトレーニングは?ダイビングで息を止めるトレーニングになっている?
L:確実にダイビングは長く息を止めるトレーニングになるよ。1週間フリーダイビングに出かけると、初日と1週間後じゃあ本当に違うんだ。体で感じるよ。普段トレーニングはしなくて、海での生活をしているだけで僕には十分かな。トレーニングしていたのは怪我をした後、頻繁にしてたね。それと十代後半から二十代前半は息を止めるトレーニングをしていたけど、それは実際のところマインドコントロールだと気づいたよ。落ち着くことが大きな波では重要じゃないかな。
N:Needessentialsとのパートナーシップはどんな感じ?
L:本当にNeedessentialsとのパートナーシップには感謝しているよ!Needessentials は大手のサーフブランドとは違い、最高品質なものを誰でも手の届きやすい値段で提供する。この会社を知る前に、オーナーでファウンダーであるライアンと友達になったんだ。この様なサーフフィルムを通して、ウエットスーツをテストしたり品質向上に携わったできて僕はラッキーだよ。Needessentialsは僕の生活状況を理解してくれていて、家族のサポートや今している仕事をキープしてくれるし、サーフフィルムの撮影でサーフトリップにも出かけさせてくれる。
彼らは僕にクレイジーなほどの大波に乗ってこいとか言わないし、今までに行ったことのないクールなスポットにサーフトリップに出かけさせてくれる。 昨年はとてもラッキーなことにアイスランドにボスのライアンと、トレン・マーティン、フィルマーのイシカとサーフトリップに出かけたんだけど、本当に忘れられない旅になったよ!これから先もそんなアドベンチャーを彼らとできるのが待ち遠しいよ!
N:これから先のプランは?サーフトリップやフィルム?
L:今の所、自身のプランは今していることを続けること。もっとサーフィンができて仕事が減ると良いね 笑。フィルムについてはまだわからないけど、もしできるならまたオーストラリアをベースに撮影したい。本当に波でいい国だから。それと子供が小さいうちにオーストラリアを家族で一周したいんだ。それと今までサーフィンしたことないところでサーフィンしたいね!波の大小関係なく。
私自身、二十代半ばからオーストラリアのバイロンベイに2年間ほど住んでいまして、その頃に車でサーフトリップでオーストラリア一周した際、ウエスタンオーストラリアにも行きました。怖いポイントもありましたがスケールもでかく、今ではいい思い出です。またいつかオーストラリア一周したいですね。ということで、こちらが彼のサーフフィルム Simple Things – Laurie Townerご覧ください!
【関連リンク】
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この記事を書いたライター
shinji_dog
オーストラリア、インドネシア、フィジーを旅をし、ニュージーランド北島にあるマウントマウンガヌイに移住する。永住権を取得しサーフィンライフを通してここマウントマウンガヌイをベースにニュージーランドの魅力を伝えていけたらと思います。 ニュージーランドでの日常をこちらインスタグラムにアップしていますので 是非フォロー宜しくお願い致します!!→@shinji_dog