オリンピック出場枠を争う47才ケリー・スレーターがパーフェクト10ptを叩き出し逆転勝利でベスト16へ!
ライター: SurfingKids
Photo WSL
ケリー・スレーター&ジョンジョン・フローレンスのライディング映像
ハワイ オアフ島 ノースショアで開催されている、トリプルクラウンのファイナルイベントであるCT最終戦『ビラボン・パイプ・マスターズ(Billabong Pipe Masters)』大会2日目。2019年ワールドチャンピオンの可能性の残っていたフィリペ ・トレドとジョディ・スミスが敗れ、イタロ・フェレイラ、ガブリエル・メディナ、コロヘ・アンディーノが勝ち上がったことで、タイトル争いはこの3人に絞られた。同時にブラジルのオリンピック出場権はイタロとガブリエルに決定し、フィリペ が落選というハイレベルすぎるブラジル代表枠。
そしてジョンジョン・フローレンスとケリー・スレーターの2020オリンピック サーフィンアメリカ代表枠をかけた戦いにも注目したい。まずこちらは足にサポーターを巻いて出場し、決して本調子ではないジョンジョン・フローレンスのエクセレントチューブライド。会場も大きく湧き上がる復活のクレームポーズも出ました!!
1.復活のジョンジョン・フローレンス『Comeback claim 』
.@johnjohnflorenc with the comeback claim 💪#BillabongPipeMasters @billabong1973 pic.twitter.com/Ck306mkaF8
— World Surf League (@wsl) December 11, 2019
2.ケリー・スレーター バックドア10pt
そしてこの日、一番の盛り上がりをみせた47才のケリー・スレーター バックドアでのパーフェクト10ptライド。後半残り11分で逆転!まさにパーフェクト10ptの波を自ら作り出したようなライディングでした。ケリーは「チューブの中で抜けろ抜けろと願ったよ。ここ何年かのベストウェイブだった。笑顔と楽しむことを忘れずにチャレンジしたい」とコメント。ケリー、ジョンジョン共にベスト16へ進出。この熱い2人から目が離せない!
明日は日本時間の深夜2:00過ぎ頃よりスタート予定ですが、波がかなりサイズアップする予報でパイプマスターズのタイトルレースはオフとなりそう。そしてマウイ島で開催される『ジョーズ・ビッグウェイブ・チャンピオンシップ』がオンする予定です。
コロヘ・アンディーとブラジリアン2人のワールドタイトル争いは?またオリンピック出場がかかるケリー・スレーター、ジョンジョン・フローレンスはどうなるのか?明日以降の展開も非常に楽しみですね!詳細は以下公式ページよりどうぞ
worldsurfleague/billabong-pipe-masters
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。