「海ゴミ問題の新たな切り口を作家独特の色彩世界で」ステンシルアーティスト赤池完介の個展が茅ヶ崎で開催

ライター: WAVAL

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ステンシルアーティスト赤池完介の個展が開催

ステンシルアーティスト赤池完介の個展が12月3日(火)まで茅ヶ崎で開催中だ。本作品展は海辺で採取したプラスチック片やガラス片をモチーフに、ステンシルという技法を使用した10数点の色彩豊かな作品を展示。昨今の海ゴミ問題の新たな切り口を作家独特の色彩世界でお楽しみください。

“みんなのうみ”

「サーフィンを終えて海から上がる時に、海に落ちているゴミを手のひらに乗る分だけ拾って持ち帰る。浜辺に埋もれる大量のゴミを見るとうんざりするが、手のひらに乗せてみるとそれぞれのいびつな形がとても可愛らしく見えて、ゴミに見えなくなってくる。

元々は何だったのか、どのくらい前のものなのか、なぜここにいるのか。誰が何のために作ったのか。じっと観察していると、罪のないプラスチックのかけらが何かメッセージしてくる。

トレンド化している海洋プラスチック問題。危機感を抱いて警鐘するべき社会問題を真正面から受け止めるとなると、あまりにも巨大すぎて虚無感に駆られて動けなくなる。

自分のスタンスで、自分なりにできる所から考えて、本作品では絵本に出てくるようなポップで可愛らしい表現を心がけた。この楽しげな作品の向こうに、絶望的な社会問題と同居する美しい海の風景があることを想像してもらえれば。」

赤池完介

FLOWER COFFEE / BREW BAR 企画展 <EDBFL+> #25
KANSUKE AKAIKE [Stencil Artist]
“みんなのうみ”
2019年11月21(木)~12月3日(火)
10:00-19:00(エスプレッソドリンクL.O. 18:45)

@ FLOWER COFFEE / BREW BAR
神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-7-23 雄三通り
0467-37-6618

・赤池完介 Profile
量産性の中に一つ一つ微妙な違いが出るステンシル技法をコミュニケーション手段として作品制作を始めた。カッターで型を切り抜き、スプレー、ローラー、ブラシ等でのプリントにこだわったその手法は、ストリート感覚溢れるポップでスピーディーな一点物の作品を生み出す。最近では国内バスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダース限定ユニホームのアートワークとデザインを担当。その他に「Hi-STANDARD x スカパー!#playthegift キャンペーン」ポスター、「NIKE AIRFORCE FRIDAY WORKSHOP」カスタムイベント、「Red Bull Dance Your Style」ノベルティ制作 など、多種のマーケティングや各種ショップなどでのステンシルイベントなど多岐に渡る活動を展開する。

Information

KANSUKE AKAIKE
https://www.instagram.com/kansukeminamiizu/

FOLWER COFFEE / BREW BAR
https://www.instagram.com/flowercoffeebb/



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