都筑有夢路と脇田紗良がベスト8で対決！QS3000『white buffalo HYUGA PRO』お倉ヶ浜海岸 DAY3

現在QS世界ランク8位の都筑有夢路

2019年10月16日〜20日にて宮崎県日向市「お倉ヶ浜海水浴場」開催されているWSL QS3000「white buffalo HYUGA PRO in OKURAGAHAMA」の3日目。本日は途中豪雨の影響で3時間中断した影響もあり、WOMEN’S のみ試合が行われ遂にベスト8が出揃った。

・DAY1:和井田理央(19歳)、村上 舜(22歳)との再戦を目指し参戦！『white buffalo HYUGA PRO QS3000』DAY1
・DAY2:自信を手にし始めた日本人サーファーたち『都筑有夢路・前田マヒナ・川合美乃里』インタビューコメント

お昼には台風のような豪雨に見舞われ試合は3時間中断

夕方は豪雨もおさまり、波も天気も回復

注目の前田マヒナや川合美乃里は本日Round2で敗退。都筑有夢路と脇田紗良はRound2とRound3を勝ち上がりベスト8となるQFまで駒を進めた。そしてQFからはマンオンマン（1対1の対戦）となり、悲運にも都筑有夢路と脇田紗良が対決することとなってしまった。

都筑有夢路

WCTでも十分通用するだろうレールワークとパワーサーフィン。都筑有夢路

「調子は絶好調。波はいいけど見つけるのがとても難しくて、見つけることを練習していきたい。次も自分のサーフィンを出せる波に乗って勝ちます！」とリラックスし自信に満ちた表情でコメントした。

●都筑有夢路 試合後インタビュー

・早々に2本揃えて勝つ展開が多いですが意識してますか？

「前半にとにかく2本揃えられれば、その後メンタル的にも冷静に考えられるので意識しています。」

・今の調子の良さの要因は？

「今までずっと負けてきたことが今に繋がってきています。波に乗れない、自分のサーフィンが出せない、とか。兎に角、自信を持てたことがいい影響になってきています。去年から試合に勝つコツを掴み初めて来ました。波に乗るコツがわかってきたんです。具体的には説明できないですがフィーリングかな、乗れる波がわかってきたんです。」

・明日の脇田紗良選手との試合について

「相手関係なく、自分がどれだけ良い波に乗れるかで勝敗が決まるので、自分と戦います！」

脇田紗良

後半大逆転でQFに進んだ脇田紗良。経験値も上がり精神的にも強くなり、勝負強さが備わった

R3は最後に大逆転するまで、脇田ファミリーもドキドキだったという

●脇田紗良 試合後インタビュー

・波はいかがですか？

「波はとてもいい波でした。パワーあって惚れていて、最後まで乗れて。」

・海外の選手は凄いところに攻めて来ますがそれをみてあせったりもしますか？

「いきなりこの試合から出来るようになることはないので、ただ自分の出来ることを、自分のサーフィンをやるだけです。後半、負けていても波数があったので焦りはなかったですが、他の選手も最後同じように時間があるので決めてくるだろうなと言う感覚はありました。」

・サーフィンの調子は？

「自分的にはまだできると思うのですが、ファイナルデイ までとっておきます。笑」

・今年は調子が良いですがその要因は？

「試合は実力が全てではないので、試合のやり方とかその辺を変えました。次の試合もこのままの調子でやってきます！」

サーフィン世界トップリーグWCTへクオリファイするための、WOMEN’Sクオリファイ・シリーズ(QS)は、本大会を入れて残り6戦。その中で大きな大会はこの「white buffalo HYUGA PRO QS3000」と最終戦の「Port Stephens Toyota Pro QS6000」の2試合だ。2人とって大切な一番となる。

・Live中継やヒート表は以下WSL Japan公式サイトよりどうぞ！
worldsurfleague.jp/2019/white-buffalo/