”ジェイ・モリアリティ”実話のサーフィン映画『マーヴェリックス』

ライター: Mg

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「ジェイのように生きろ」
永遠に愛される伝説のサーファー『ジェイ・モリアリティ』

サーフィンで大波マーヴェリックスを16歳で制したジェイ・モリアリティ。6月16日に生まれ、6月15日、誕生日の前日にこの世を去りました。伝説の波を制してから間もない22歳でした。

人々に愛されていたジェイはその生き方が映画『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』となって、より多くの人々に知られました。純粋さ、サーフィンにかける情熱、周囲の人を大切にする姿勢、ジェイは人々からリスペクトの対象で現在も「LIVE LIKE JAY(ジェイのように生きろ)」として存在を語り継がれています。

ジェイが生まれたのは1978年。生きていれば今年で38歳。ジェイが15歳の時、17歳だったキムと知り合い、その後結婚しています。本当ならきっと今頃は2人にかわいい子供がいて、大きくなった我が子にジェイはサーフィンを教えていたりしたかもしれません。
本当なら…。それは残念ながら、叶わなかったのです。

映画マーヴェリックス/波に魅せられた男たち

舞台は1990年代、サーフィンのメッカ、カリフォルニアのサンタクルーズ。そして伝説の波マーヴェリックスの立つハーフムーンベイ。サーフィンにのめり込んでいくジェイ。数年に一度立つという伝説の波マーヴェリックスの存在を知り、近所に住むサーファー、フロスティの手ほどきを受けながら勇気と強い情熱で大波に挑もうとするひたむきな純粋さに心を打たれる物語です。

マーヴェリックスを巡り、ジェイと、師となるフロスティに親子以上の絆ができていく過程と恋人キムと心を通わせる様子が描かれた青春の物語でもあります。ジェイは海でサーフィンの練習に励むかたわら、実際にも映画の設定のようにピザ屋さんでアルバイトをしている少年でした。

実際の人物と、映画の人物の比較です。上が実際の画像。
ジェイと妻・キム
ジェイ_キム

ジェイと師・フロスティ
ジェイとフロスティ

ジェイがマーヴェリックスを制したその勇気が称えられました。思いがけなかったことといえば、ジェイが乗りこなした波ではなくワイプアウトした瞬間がサーフィン雑誌の表紙となり、最も有名といえるワイプアウトとなったことでしょうか。

ジェイが表紙になった雑誌surfer

カリフォルニアのマーヴェリックスの危険度

雑誌の表紙になったジェイのワイプアウトの4日後、世界屈指のビッグ・ウエイバーマーク・フーがマーヴェリックスの波で死亡しています。マーク・フーには婚約者がおり、挑戦はあまりにも代償の大きいものでした。マーク・フーの死因としてはワイプアウトの際にリーシュが海底の岩に絡まった、岩に打ち付けられた、サーフボードで頭を強打したなどと言われています。

またハワイ出身のビッグウェイバーサイオン・ミロスキーもこの場所で2011年に死亡しています。映画中でもフロスティを演じたジェラルド・バトラーが撮影時の実際の波でワイプアウトし危険な状態に陥って病院へ搬送されており、16歳が乗ったのは、まさに世界でトップクラスの本当に狂暴な波だったのです。

ジェイ・モリアリティ、結婚そして死

■ジェイ・モリアリティの人柄

多くの友人や仲間たちに慕われていたジェイでした。ジェイはいつも笑顔を絶やさない人柄だったと伝えられています。仲間たちはそんなジェイから生きること、ジェイから多くの事を学んでいました。

■年上の女性、キムとの結婚

ジェイが15歳、キムが17歳の時に知り合い、2人は2000年の8月19日に結婚しています。結婚からわずか1年足らずの2001年6月15日、ジェイはフリーダイビングのアクシデントで亡くなりました。大波を制した男は自分の限界を見誤り、穏やかな海で亡くなったのです。

■ジェイ・モリアリティの死因

インド洋の宝石とも言われる美しい島国モルディブ。温暖で透明度が高く穏やかな海で、アクシデントは起こりました。原因はフリーダイビング中にジェイが長く息を止めるトレーニングをしていたものと言われています。そんな無茶をしたのはさらなるビッグウェイブに挑むためにほかなりません。

ジェイが亡くなって直後となる2001年の6月26日には100人に及ぶ友人や仲間が海の上でジェイを偲びました。未亡人となった妻キムはジェイの遺灰を海に撒きました。

ジェイを偲んだイベントは15年経つ今も行われています。こちらは直近のイベントです。
2016年6月18日 Paddleboard + Stand Up Paddle Races イベント@カリフォルニア

ジェイ_レース


ジェイ・モリアリティ
1978年6月16日生
2001年6月15日没

ジェイが生前に残している言葉があります。

『すべてを味わう。それが人生で最も大切なこと。
一度きりなんだから、短い人生、楽しく生きなきゃ。』

観察力が鋭かったジェイ。「短い人生」と言い切る、特別なにかジェイだけに感じるものがあったのでしょうか。

映画マーヴェリックスを通して夭逝(ようせい・若くして死ぬこと)した天才サーファー、ジェイに想う、生きるとは何だろうか。
不平等なこともある世の中でひとつだけ誰にでも平等に与えられたものがあります。それは自分の生きている「時間」。一生は過ぎてみればほんの一瞬なのかもしれません。平等に持って生まれた生きる時間をどう過ごすのか。そう思った時はきっとこの言葉が語りかけてくることでしょう。

「ジェイのように生きろ」。

Jay, Happy Birthday and Rest In Peace.

LIVE LIKE JAY


参考記事、画像元:
History vs Hollywood

画像元:
tumblr.
JAY MORIARTY FOUNDATION
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Mg

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海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。