『21世紀の楽しいサーフィン』力を使わず疲れないパドリング方法とは(後編)

ライター: ドジ井坂

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パドリング

21世紀の楽しいサーフィンと20世紀の古典的サーフィン

ドジ井坂です。前回の記事の続きです。(前回の記事▶︎『21世紀の楽しいサーフィン』力を使わず疲れないパドリング方法とは

前回お話したことですが、21世紀の楽しいサーフィンは、筋肉痛にならないパドリングを覚えることです。50mダッシュを繰り返せば、身体はパンパンにボディビルしてしまいます。腕がパンパンになっているサーファーは、まさに短距離走の動作です。筋肉に負荷をかけ続ければ血流は閉塞します。酸欠状態になりますね。皆さんもそんな経験ありませんか?それは20世紀の古典的サーフィンと考えましょう。

しかし筋肉に負荷をかけるトレーニングを指導しているサーフィントレーナーも多くいるようです。パドリングを陸上のスポーツに例えるなら、中長距離走つまりジョギングで良いのです。おそらくそのトレーナーの方がパドリングで必要以上に筋力使っているのでしょうね。

20世紀中に上梓した僕のハウツー本から21世紀に入り既に17年になります。僕のメソッドは、研究を重ね常に進化しバージョンアップしています。世界のトップサーファーのパドリングを観て下さい。力んでパドルしているサーファーはいません。またパドリングが疲れなければ、一日中サーフィン楽しめますし、試合でも無駄な疲労もせずパフォーマンスを上げることが出来ます。

正しいパドリングのトレーニング方法

ではどのようなパドリングのトレーニングをすれば良いのでしょう。まず陸トレでパドリングの正しい疲れない動作を学ぶことです。あとは、それを海でその動作を意識してやっていれば、それがサーフィンの日常動作になっていきます。

すぐに完璧を目指すのも止めましょう。パドリングで使う筋肉や関節は多ければ多いほど効率よいパドルになります。ではそのパドリングメソッドの1つを教えましょう。

それは腰から横隔膜までを魚が泳ぐように左右に揺れながらパドルする方法です。
シークエンスをご覧下さい。

パドリング

正しいパドリング方法

実は疲れない筋肉疲労の少ないパドルは、腰を中心に肩から腰、太股までをストロークするのです。それも軸をしっかり中心に置いた上で左右に揺れながら、パドルする側に腰を出して腰よりテールよりをパドルすることから始めます。肘をテールよりに伸ばす動作だけで十分推進力を得ることが出来ます。

ところが・・・・「腰は揺すらずに下半身に力を入れてパドル!」や「上半身を思いっきり反ってパドル!」と教えているスクールも多いですね。それも「手を前に思いっきり伸ばしてパドル!」というのも間違いです。

この動作をトレーニング講座のバランスキューブの上のボードで、シュミレーションしてみてください。

下半身(特に太股)に力を入れていると、上半身の肩の周りの筋肉しか稼動しません。ですから腰を左右に少し揺する動作を覚えてパドルしてみて下さい。上半身を反るとノーズよりでしかパドリングが出来ません。上半身は反るよりも肩甲骨を寄せて胸を開く動作にしてみましょう。前から思いっきり漕ぐ?と肩周りがパンパンになりますね。これは根本的な間違い動作であることがわかります。

どちらが楽にそして気持ち良くパドル出来るか、今までの間違いに気付くはずです。次回は一宮オープンの日本人と海外選手との昨年よりさらに大きなギャップが出来たパフォーマンスついて解説します。お楽しみに!

ムラサキスポーツ

これは浜松のムラサキスポーツ志都呂店の毎月第一日曜日の夜に開催しているドジ井坂のトレーニング講座の様子です。他にも東京や湘南でも夜のトレーニング講座開催しています。※トレーニングスケジュールと参加はこちら▶︎ beachschool.com から。初めての方もお気軽にお問い合わせ( info@beachschool.com )下さいね!

(前回の記事▶︎『21世紀の楽しいサーフィン』力を使わず疲れないパドリング方法とは

ドジ井坂

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この記事を書いたライター

ドジ井坂

ドジ井坂

ドジ井坂です。 全日本プロサーフィン選手権初代チャンピオン。日本人初の世界選手権出場、シェイパーとしても活躍し、1968年から世界のサーフィンを実体験し、40年以上にわたる指導経験から、入門書など多数。そのサーフィン基礎理論は、身体の動作研究にも及び、海のスポーツ特有の理論研究とそのトレーニング用具開発に進化している。

東京オリンピックに向け、サーフィンのトレーニングにスケートボードも導入し、日本人に適した動作感覚とバランスのシュミレーショントレーニング「ドジ井坂ジャパンメソッド」の普及活動を始めた。

もっと気軽にビーチを通年活用していくためのコミュニティ活動「ビーチクラブ構想」を国土交通省支援の下に立ち上げ全国13箇所で展開、一般社団法人ビーチクラブ全国ネットワーク理事長。海岸の様々な利活用に関する神奈川県や千葉県、地方自治体の委員を歴任。海や海岸のジャンルをも飛び出してしまう超マルチな活動を今も精力的に展開。1948年神奈川県茅ケ崎市生まれ。の今は「海オヤジ」。 ドジ井坂が開講するトレーニング講座はこちら!お気軽にお問い合わせ下さい→beachschool