スノーボーダー國母和宏が世界で愛される4つの理由

ライター: WAVAL

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小学生時代にスノーボードプロ資格を取得し、中学生時代にはUS OPENの入賞も経験したスノーボード会のカリスマ、國母和宏。時に批判も受けた時期もあるが、今やカリスマ性と実力は折り紙つき。日本の友人はもちろん世界のトップスター達が彼のその実力と彼の熱い姿勢を認めている。

2010年と2011年のUS OPENでは連覇、特に2011年のUS OPENは東日本大震災直後で世界が揺れ動いていたまさにその時だったが、彼はウィニングランで祈りを捧げ日本中を勇気づけたのは多くの人の記憶に鮮明に残っていることだろう。

國母和宏2

一方、オリンピックの最高順位はバンクーバーでの8位入賞という成績に終わっており決して超一流の結果を残してきたとは言えない。そんな彼が何故世界水準で賞賛され、愛されるのか。それがよく伝わってくる1本の動画がある(約14分)。話題を呼んだアディダス制作のドキュメント動画だ。



上記の動画からかいつまむと彼が賞賛されそして愛されているのには大きく分けて4つの理由がある。

1.感性

北海道は石狩に生を受け、4歳の頃には既にスノーボードを始めていた。スキー場だけでない近場のバックカントリーを滑走しては、人に教わるだけでは身につかない野生の感性とスキルを自然と身につけてきた。彼にしかない独特のスノーボードスタイルはまさにアメイジングで常に人々の心を動かしている。

2.好奇心

子ども用のスノーボードなどはなく、ライダーは皆大人。幼少の頃からライバルはその大人達だった。雑誌で眺めていたトッププロ達に憧れを抱いた彼にとって、大会に出場することの報酬とは、トロフィーや賞品などではなく、その大人たちと競うことができるということであり、その高みへ行きたい、もっと上のスキルを知りたい身につけたいという好奇心が彼を突き動かしてきたに違いない。

3.スノーボード愛

『上手いスノーボードをしたい』『スノーボードのことだけをやってきたやつだと思われたい』と語る彼にとってスノーボードは人生そのもの。先のソチ五輪ではテクニカルコーチとして、自身同様若くして活躍する平野歩夢平岡卓といった次世代の育成に徹し2人のメダル獲得に大きく貢献した。自身はもちろん「スノーボード界」の活性に尽力し広めんとする姿勢は誰しもが認めるところだ。

4.家族愛・友人愛

彼は自分を形作ってくれた家族、そして友人を何より大事にする。友人であるプロスノーボーダー荒井義正が難病に罹った際、募金活動を立ち上げ荒井の手術費用を捻出。また東日本大震災直後のUS OPEN二連覇を達成した際は家族や友人を気にかけるだけでなく、犠牲者や国民に祈りを捧げた。こういった「隣人への愛」は自分1人だけの力でスノーボードをできているわけではない、常に誰かの支えがあってこそ今の自分がいるんだという、感謝・リスペクトそして愛情の念がそうさせているに他ならないだろう。


 

そして國母和宏のスノーボード観は動画9:55〜のコメントに集約されている気がする。


『俺がスノーボードをやる理由はお金儲けとかじゃなくて、今日本のライダーやブランドはプロとしてやっていける土台がなくて、今までの日本のスノーボードでスノーボーダーとして人生を終えた人はいなくて。だから自分の仲間とか自分の世代だけでもそういうことができたら、すげえカッコイイなとかすげえ面白いなと。』

國母和宏

國母和宏 関連記事:【TEAM G-SHOCK スノーボーダー國母和宏】STONPへの想い

・國母和宏:北海道石狩市出身(1988年生)
自分の意思でスノーボードがやりたいと4歳の時に父に直訴してスタート。小学5年で全日本スノーボード選手権ユース部門優勝。中学2年時で全米オープンハーフパイプ大会で2位となり、中学3年から並行して世界トップの映像プロダクションとの撮影活動に取り組み”競技者”であり”表現者”としての道を進む。2010年バンクーバー五輪では『腰パン騒動』がニュースになりつつ8位入賞。同2010年の全米オープンで初優勝、そして東日本大震災直後で世界が揺れ動いていた翌2011年に2連覇を達成。

*追記)2016年12月には米大手メディア主催の世界最大のスノーボーダーイベント”RIDERS’ POLL 18”でスノームービー『STRONGER.』の一部パートに出演し、年間ベストビデオパート賞を受賞し、スノーボードにおける表現者として日本人初の快挙を成し遂げ、世界で注目を浴び続けている。

『STRONGER.』THE UNION TEAM MOVIE
國母和宏の出演パートは2:22~6:36 見てない人は絶対観て欲しい。超エクストリームでウータンクラウン、メソッドマンの音楽ととてもマッチしている。
https://www.redbull.tv/film/AP-1NVEGJF4W1W11/stronger


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