女子でも入れる!?ワールドクラスのAフレーム『スンバワ島レイキーピーク』のバレルとは

ライター: yuuki

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スンバワ島

【If talk18】1度は体験したい、スンバワ島レイキーピークポイントの極上バレル

もし・・・と思ったこと、日常生活でどれくらいあるだろうか。「If」の可能性にチャレンジしてもらいたい、そんなみんなの思いに1年で300日以上ここ沖縄の海でサーフィンをするyuukiがみんなの可能性をサポートする「If talk」。女性だけじゃない、サーフィンは世界、男女共通のスポーツ。男性の「If」にもサポートできる、それが「If talk」。沖縄から配信します。

・Index–

スンバワ島で最も有名なメジャーポイントのスペシャルなAフレームバレル

インドネシア バリ島・ロンボク島よりさらに東隣、地図で見ると横に広がる長い島。ここインドネシア スンバワ島の面積はロンボク島の約3倍程。波高MAXとなる5月後半~6月頃にかけ、普段と違うワールドクラス極上バレルを見せるスンバワ島 レイキーピーク(LakeyPeak)

スンバワ島
スンバワ島

スンバワ島

・フォトグラファー:Dean氏 www.facebook.com/sukardin.ramlin
・サーフガイド:captain Kisan氏 www.facebook.com/kisan.mandolo

私が滞在したのは6月上旬。なんと今期最大スウェルも入り、エキスパートオンリーの日も何日かありました。ここレイキーピークは2014年Rip Curl GromSearch International Finalの場所にも選ばれ多くのASP World Tourサーファーたちが足を運んだ場所でもあります。

スンバワ島

そんな最大スウェルが炸裂した日には元WCTランカー”ダミアン・ホブグッド(Damien Hobgood)“も訪れてました。

スンバワ島

スンバワ島LakeyPeak(レイキーピーク)の映像

ハイシーズンにスンバワ島入りした私達。10ft以上のBigSwellを伴う日は待機し、波高が少し落ち着いたコンスタントに頭〜セットダブルオーバーを狙って入水。この日上級者〜のサーファー達がホテルから波を見計らって続々とゲッティング。ドルフィンレベルはハイレベル。ダブルの波を綺麗にドルフィンできないと一発アウト。ちなみに沖縄ではあまりドルフィンする機会の無い私はセットに3回くらい巻かれアザだらけに(笑)

スンバワ島

スンバワ島

レイキーピークのサーフ映像




スンバワ島Lakey Peak(レイキーピーク)へのアクセス

・スンバワ島ビマ空港への行き方
スンバワ島 アクセス

スンバワ島

スンバワ島へはバリ島からアクセスしました。行き方を2つほど紹介。

1. WingsAir
・所要時間:直行便およそ1時間ほど
・料金:5000円弱
・サーフボードチャージ:1枚あたりRp200.000(現在およそ1600円程)

2. ガルーダ・インドネシア航空
・所要時間:ロンボク島で乗り換えおよそ4時間30分ほど
・料金:10000円弱
・サーフボードチャージ:無料
※重さはサーフボード+受託手荷物 20kgまで、長さ300cmまで。(随時変更する恐れがあるのでホームページや担当スタッフへの確認をおすすめします。)

私たちはロンボク島の経由もあったのでガルーダ・インドネシア航空を利用。ガルーダは短いフライトでも機内食付き。

事前に電話したスタッフによると『乗り換えのロンボク島ースンバワ島はプロペラ機なのでサーフボードが入らない恐れがあります』と。行き先不安な状態でチェックインしましたがさすがガルーダ・インドネシア。何の問題もなくスイスイと荷物を預かってくれました。ロンボク島から乗り継ぎで使ったプロペラ機。落下の恐れもあるのでヘルメット着用です。(冗談)

スンバワ島

この時搭乗したサーファーは私たちのみ。機体の荷物スペースを見ると確かに当日サーファーが多ければサーフボードが入らない恐れもありそう。早めのチェックインをおすすめします。まわりの搭乗の方も荷物は小さめ。私たちの乗る機体はサーフボードと合わせて20kgと事前に伝えられたのでキャリーケースは持って行かずボストンバックに収納して必要最低限のものをまとめていきました。サーフボードの破損も心配でしたが丁重に扱ってくれていたのでノークラッシュ。機体に運ぶまでを見守り搭乗しました。(心配性)

・ビマ空港からホテルまでのアクセス

スンバワ島

バリ通貨ルピアのレート(Rp)
100円 = Rp.12,400(2018/2月 現在)

スンバワ島のホテルは事前予約をおすすめ。空港からLakeyPeak周辺の村までは車で2時間程。住民は少なく宿も少なめ。街灯もないため夜は真っ暗。そんな中で当日泊まる宿を探すのは困難。WEBサイトから事前予約をおすすめましす。

宿泊先のホテルのほとんどが送迎を予約可能。山を越えないといけないため地図で見ると近そうに見えますがビマ空港から
なみのりをするスポットまでは2時間程。結構な山道を走りました。ホテルスタッフへはサーフボードが何枚あるなどと伝えておけばサーフキャリアも用意してくれます。

スンバワ島

何度連絡してもホテルとの連絡(メール)がなかなか取れず・・・・少し苦戦しましたが最終的にはしっかり対応してくれました。利用したのはAgoda.com。要望は日本人スタッフが受け取り、直接ホテルへ確認してくれるので安心です。
ホテルから戻ってきたメールの一部。(送迎料金やピックアップ時間、帰りのフライトなど確認。)

内容は2人で往復送迎US$200です、という感じ。現在のレートだとUS$200 = 21800円 (2018 /2月現在)
送迎料金の支払いは現地スタッフへ現金で渡してほしいとお願いされました。ちなみに現地スタッフから請求された金額はRp 2million 。日本語で読み上げると200万ルピア、高そうな響きですが日本円に換算すると16000円前後。往復4時間の道なりです、妥当な値段・・・というより少し安いのかな、と感じました。

LakeyPeakへパドルインできるAman Gati Hotelへ宿泊

スンバワ島

宿泊費は2名で6泊3万円弱。ツインルーム、朝食付き、wifi、トイレ別・温水シャワー付き(たまに水になりる)、クーラー(たまに冷えすぎる)、冷蔵庫なし、テレビ、庭へ繋がるプチテラス、これで1泊1人2500円。ブラジリアンサーファーが多く、当日も満室。ここへ宿泊するほとんどがサーファーかと思いきや、旅する一人女性や家族連れも多かったです。

目の前はあの有名なLakeyPeak。ホテルからサーフボードを持ってそのまま海へ行けます。パドルで行くとおよそ200M~、サーフィンを思う存分楽しみたいのであればボートを使うのがおすすめ。毎日ホテルの前で待機してくれてます。

スンバワ島

サーフィン後は備え付きの庭のシャワーを利用。サーファーにはもってこいの設備。

スンバワ島

食事はホテルにレストランが付いているので3食済ますことができます。飲み物・ビール・美味しいインドネシア料理、洋食もありました。不便なく過ごせます。ビールはラージサイズでRp35000と、LakeyPeakの波の余韻に浸りながら何本でも飲んでしまいそうな価格。

スンバワ島

旅好きならバイクを借りるといいでしょう。バリ島では国際免許の提示がほとんどですがここではそんな提示も必要なく1日500円でバイクをレンタルできました。色々な人が声をかけてくれるので気の合う仲良くなった人に借りるといいと思います。

スンバワ島

バイクを借りれば自由自在。村にはスーパーがありませんの食料の調達は商店へ行きます。もちろんホテルにも売ってますがミネラルウォーターや時たま食べたくなるスナックなどはここで購入しました。ホテルより半額ほど安いです。

困らないようにどのお店にもこうしてペテロール(ガソリン)が置いてあります。商店への支払いはもちろん現金、ホテル内はクレジットで支払いが可能。現金が都度必要になるので、バリ島へ立ち寄った際に両替しておくと良いでしょう。
スンバワ島

LakeyPeak周辺のサーフポイント

スンバワ島

ホテル周辺はバイクで10分内でいける多くのポイントがあります。ホテル内にはガイドをしてくれる人がいるのでお願いするといいと思います。ボートもあるので色々なポイントへ連れて行ってくれます。

LakeyPeak(レイキーピーク):
ホテルの目の前がメジャーポイント。ホテルからもなみのりの様子が見えるほど。ボトムはリーフでタイドによって表情を変える波質。レギュラー、グーフィー混在ポイント。ロータイドでもできますがワイプアウトは大変危険です。
早朝の風の弱い時間帯がおすすめ。

Lakey Pipe(レイキーパイプ):
レイキーピークの左にあるピーク。上級者オンリーのグリングリンの掘れる波。もちろんボトムはリーフです。今回は行ってませんが見た感じ掘れてましたので実際はすごいことになってると思います。

Cobble Stone(カブストーン):
ホテルから南へバイクで5分ほどにあるポイント。レギュラーとグフィーのピークがあります。メインはレギュラーの波です。

Periscope(ペリスコープ):
ホテルから北に15分〜20分ほどにあるピーク。バイクでのアクセス難。歩いてはいけません。私たちが行った時はかなりのガタゴト道でした。波がいい日はサーファーで賑わいます。レギュラーフッターに人気のあるパワフルな波。レギュラーオンリーだと思います。

Nungas(ヌンガス):
ボード5分、パドルアウトで10分。潮の満ち引きでカレントが発生するので注意が必要なポイントです。基本的にはグーフィーのポイント。ハイタイドの時は比較的柔らかい波質が堪能できます。ロータイドではロコも集まるシャローな波質。SUPやロングも混在するピークです。

※ハイシーズン4月〜6月後半 それ以外はコンスタントに胸〜頭前後の女性にも優しい波がブレイクするそうです。現地ガイドによると日本人が多い季節は1月〜3月とのこと。

数々のポイントがあるスンバワ島の魅力

【Jula】
Jula という街の中にある玉石のポイント。ここはレイキピークが10ft以上、すなわちBigSwell到来の日に波が上がるポイント。
漁港のため海の色は期待できませんが、どこまでも続く波に感動しました。女性にも優しいポイント!グーフィーオンリー。

【Nungasヌンガス】

レイキータワーは今。

大会時やフォトグラファーが使っていた2つのタワー。昔はこうして2つの塔に出入り可能だった。

スンバワ島

現在は片方の足場が崩れ右側のみ使用可能。
スンバワ島

ここから様々なサーファーのラインナップを撮影してくれます。こんなに近くから撮影してくれるのは絶好のチャンス。
現地に必ずいるおすすめフォトグラファーDeanさんwww.facebook.com/sukardin.ramlin
こちらの記事にもあげているライディングフォトは全て彼が撮影してくれました。貴重な写真ですね。このタワーを見に来るサーファーもいるとか。確かスンバワ島へいくきっかけはこのレイキータワー。ふと、昔見たDVDに流れるレイキータワーが脳裏によぎり調べ始めたレイキーピーク。今も昔も変わらず、極上なバレルが存在した。

リーフブレイクとは言えども沖縄とは全く違う波質

よく耳にする。バリで経験してるのでリーフブレイクには慣れてます、というサーファーの声。それは間違いかもしれない。インドネシアでガイドを案内してくれる際、ほとんどのポイントへはハイタイドで向かうだろう。もともと潮のあるポイントが多いインドネシアのポイントは干潮時間でもできるほど。沖縄での干潮時間は海に全く潮がない状態いわゆるリーフむき出しのノーサーフという時間帯がある。そこに潮が入ってもせいぜい170cm〜多い時で200cm。ピークは水深胸〜頭前後ということです。そこからパーリングすれば、、想像つきますよね。

インドネシアとは海の深さに大差があるように感じました。そしてテイクオフも頭前後であれば沖縄の波よりはるかにイージーな気がします。沖縄とインドネシアのリーフブレイクは似ているようで全く違います。ただ、ロータイド時はさすがにシャローな波の感じが沖縄に似てました。

スンバワ島

気になるトリップ費用は?

まだまだこれから発展の段階にあるスンバワ島。物価もバリと同じくらい安い。そんな私達がかけた内訳を公開します。みななさんぜひ参考に、バリ島まで行くのであればぜひスンバワ島まで足を伸ばしてください!!女性からもおすすめできる魅力ある島です。まだまだ日本人は少ないそうです。

・トリップ費用(2人分)
-バリ〜スンバワフライト往復:¥22,000
-ビマ空港〜ホテル往復:¥16,000
-ホテル宿泊(朝食付き):¥30,000
-ホテル食事・飲み物等(朝食以外):¥11,000
-バイクレンタル:¥3,000
2人合計:82000円

※オプション フォトグラファー1session:¥8,000くらい レイキーピークまでボート往復:500円くらいガイドをつける日、つけない日が出てくると思いますがだいたい1日ガイドで7000円前後。レイキーピークでできる日はボート代だけで大丈夫です。

1週間宿泊して一人40000円程度・・・この値段・・・行かないと損な気がします。ワールドクラスの波質をぜひ。また会おうスンバワ〜。



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この記事を書いたライター

yuuki

デザイナーであり、サーフィンインストラクターでもあるyuukiがサーフィン、スケート、よこのり全般、沖縄のコアなローカル情報をお届けします。 サーフィンはデザインするものであり、アートにつながる。沖縄の素晴らしい風景も楽しんでください。旅の備忘録あり、旅の素晴らしさも伝えたいです。
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