【海が心身に与える影響】大人とは萎縮した子供である

ライター: Micky-G

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画像:Ready to surf? by Roman Königshofer, on Flickr

科学的根拠をもとに海に行きたくなる理由もあったが(【海が心身に与える影響】毎週でも海に行きたくなる理由)、更にはサーフィンに行くと発想が豊かになり、魅力のある人間になれるのだ。

なぜならサーフィンに行くと子供に戻ることができるからだ。

一般的に子供は未熟で大人の方が勝っていると考えられているが、本質は本当にそうなのだろうか?即効演劇で有名なキース・ジョンストンの名言に、”大人とは萎縮した子供であるというのがある”というのがある。これは逆にあるべき姿というのは子供の頃のものであり、大人になるにつれてあるべき姿が失われ、萎縮した状態になってしまうということ。

魅力的で、本当の意味で優秀で突き抜ける人は子供なのだ。歳を取っても子供のようにいられることは本来、より自分の力を発揮できる状態にあるのだ。ではなぜサーフィンに行くと子供に戻ることができるのか。理由が2つある。


1.欲の無い自然の摂理と向き合える
欲や圧力でできた社会
に対しては、それ相当の反作用を自然と起こしてしまう。力で制してこようとする相手に対してはそれ相当の力や圧力で反応しようとする。日常は良くも悪くも大人の都合や利害関係の世界であることが多い。

しかし無欲な自然の前では、同じように人は自然のままに考え動くようになる。そして次第に無欲な自然と同化することで、自分も無欲になり頭の中が真っ白に洗濯されてしまう。子供の純粋なココロに近づくのだ。サーフボードと体ひとつで自然と向き合うことで本来あるべき姿を取り戻すことができるのだ。

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画像:Luke by Roman Königshofer, on Flickr

2.好奇心を持ち続けることができる
風、地形、ウネリにより波の状況常に変わるし同じ波は2つとない。そして世界で1つの波に乗れた時、乗っている時のことを回想しながら次はどんな波が来て、それをどう乗ってやろうかと想像して好奇心で一杯になる。人は環境に慣れ飽きてしまうので自ら動きまわり環境を変え続けなければならない。しかし自然や海は毎回環境が変わってくれるため好奇心を持ち続けることが可能になる子供でいるためには好奇心を持ち続けることは必要なことなのだ。

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画像:Untitled by Roman Königshofer, on Flickr

魅力的な人はみな大人げなく子供の部分があり、大人になってもより自分を発揮できる本来あるべき状態にあるのだ。そして子供というのは主観でやりたいこと、正しいと思うことを正直に周りの目を気にせず、恥ずかしがらずにやってのける力がある

気付けば萎縮した子供になっていたりしてませんか?自然と真っ向から付き合い、いくつになっても好奇心旺盛な子供のような大人であり続けましょう。

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Micky-G

趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。