『サーファーが心がけるべき紫外線対策』肌の老化を予防する食べ物とは?

ライター: T.kazu

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紫外線を浴びすぎる環境にあるサーファーにとって、夏そして夏以外も紫外線対策を怠ってはいけません。「肌のトラブルを引き起こす」と言われる紫外線は地域や気候、朝昼夕の時間帯などにより異なりますが、最も強力な季節は5月~9月。しかし夏以外の3月4月や10月11月頃の紫外線量も、ピークとなる5月~9月の約50~60%もの量が降り注いでいます。紫外線対策をするためには日焼け止めや帽子などの有効ですが、食べ物も重要。今回は「紫外線が肌に及ぼす影響」と「肌の老化を予防する食べ物」についてご紹介します。


環境省『紫外線保険マニュアル2020』より

この記事のキーワード 『過剰な紫外線』と『活性酸素』

1.紫外線が肌に悪影響とは限らない

紫外線は身体にとっては必要です。例えば以下のような良い働きもあります。

①殺菌作用
②ビタミンDの活性化により、骨を丈夫に
③ストレス発散
④体内時計を整え、睡眠の質を高める

ですので、「紫外線は身体にとって悪い存在だ!」と一丸には言えないのです。

2.過剰な紫外線は、活性酸素を生産する

ところが、過剰の紫外線を浴びることは肌にとってメリットはあまりありません。特にサーファーは日陰がなく、紫外線の反射率10~20%と言われる海の上に長時間います。おまけに日焼け止めを塗っても海水で落ちやすい、まさにサーファーは「紫外線を浴び過ぎる環境」にいると言えるかもしれません。そして過剰な紫外線はシミや乾燥肌など、肌の老化を早める「活性酸素」を皮下で生産しているのです。

・サーファーには定番の日焼け止めバートラ

 

3.活性酸素は身体に必要なんだけど…

活性酸素というのは簡単に言えば酸化力が強力な酸素のこと。酸化とは金属が錆びる、切ったりんごが茶色くなるようなものだとイメージして下さい。活性酸素は体内に侵入したウイルスや細菌から細胞をガードする働きがあります。しかし活性酸素の量が増えすぎると金属が錆びるように肌細胞へダメージを与え、シミや乾燥肌など肌の老化を早める引き金に…。身体には活性酸素を除去する能力が備わっていますが、活性酸素の生産がそれを上回った場合は除去しきれず、肌細胞は酸化によるダメージをうけるのです。

そもそも紫外線を浴び過ぎなければ、活性酸素による肌の老化を予防できますが紫外線を浴びやすい環境にいるサーファーへ「紫外線を浴びないで!」というのは無理な話なので、今回ご提案するのは活性酸素を抑制する働きのある食材です。

4.肌の老化を予防する抗酸化作用のある食材

以下の食材は活性酸素を抑制する働きのある食材で、毎日の食事から食べることがポイントです。 ビタミンA、C、E、リコピン、アスタキサンチン、ポリフェノール(アントシアニンやお茶のカテキン、イソフラボン)などが有名でしょうか。これらの中から、日常生活で食べやすい食材を厳選しました。

・アボカド
・キャベツ
・ナッツ類(アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオ、くるみなど)
・トマト、人参、赤パプリカ、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜
・バナナ、プルーン、ブルーベリー、いちご、りんご、キウイフルーツ、オレンジ、アサイーなどの果物

最後に

夏は特に、そして夏以外もしっかり紫外線対策をして、サーフィンを楽しみましょう!

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この記事を書いたライター

T.kazu

【Make your life more comfy】をテーマに管理栄養士・スポーツトレーナー・ピラティスのハイブリットな技術で、一般~スポーツ愛好家の方までの身体作りをサポート!湘南にて日々、奮闘中。
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