10万ドルを獲得したサーフィン動画!マット・メオラ仰天エアリアル

ライター: ario

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以前、新技「スピンドル・フリップ540」をメイクし、世界中を仰天させたマウイ出身のフリーサーファー、マット・メオラ。幼い頃からスケートに親しんだマットは、サーフィンを始めてからはエアリアルが大好きになり、コンテストに出場するよりも新しいエアーを決めるほうが楽しいと感じで、時にはウィンドサーファーから新しいエアリアルのインスピレーションを受けていたという生粋のエアガイである。

↓ちょっと若い爽やかなマット・メオラ(今はヒゲもじゃもじゃ)

マット・メオラ

 

そんなマットの名が世界に轟いたのが2011年。当時まだ世界的には無名に近かったマットは、サーフフィルム界の巨匠テイラー・スティールの主催するフィルムコンテスト「インナーセクション」でいきなり優勝しシンデレラボーイとなった。

今でこそ視聴者によるインターネット投票で勝者を決めるスタイルは珍しくなくなったが当時、このスタイルを取り入れたコンテストは他になく、サーファーはもちろん、多くの野心的なフィルムメーカーが己の存在を知らしめようと、斬新なクリップが次々と生み出された。革新的なライディングに斬新な編集、そして音楽。それはまさにサーフフィルム業界にイノベーションをもたらした映像コンテストだった。

そんな場で、当時ほとんど無名だったマットが多くの視聴者の支持を得て、ぶっちぎりで優勝したのは、それほどまでにマットのライディングがインパクトのあるものだったからに他ならない。

こちらで紹介するのは、まさにそのインナーセクションで優勝賞金10万ドルをもぎ取ったクリップだ。スケートのスキルをベースにした奇想天外なエアトリックやクレイジーなレイバックなんかは今見てもビックリ仰天もの。

・角度が悪いとパワーリップで板が真っ二つに。
マット・メオラ1

マット・メオラ4

マット・メオラ2

マット・メオラ3

しかしマットはそれだけではない。ビッグウェーブチャージにフルコミットする精神力は尊敬するばかりだし、チューブライディングの技術も卓越している。2’59”〜のレフトへのバレルでは、グーフィーフッターのマットが完璧なスイッチスタンスでバックハンドチューブライディングをメイクし、その後スタンスを戻してフォアハンドでブロウテールを決めるなど、とにかく見る者を楽しませる事にかけては天才的なマット。その「10万ドルウィニングクリップ」をどうぞ!

Matt Meola – $100,000 Innersection edit from ACL Digital Cinema on Vimeo.


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この記事を書いたライター

ario

オウエン・ライトの身長とロブ・マチャドの髪質を授かったが、残念なことにレギュラーフッター。三人の娘を育てながら、日々サーフライフバランスの実践を模索中。出没ポイントは千葉一宮。