【ロキシー・プロ・ゴールドコースト】今大会のベストバウト、シルヴァナ・リマが10点ライドで激戦を制す

ライター: Jay

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現在開催中のロキシー・プロ・ゴールドコースト。ラウンド4はラウンド3を落とした8人によって、クオーターファイナル進出を懸けた激戦が繰り広げられました。

全4ヒートの中で最大の激戦となったのがベテランブラジリアン、シルヴァナ・リマと女王ステフのライバル、サリー・フィッツギボンズの一戦。

勝負はいきなり動きました。サリーの1本目は滑らかなカービングに鋭角でキレのあるオフザリップを織り交ぜ、なんといきなり9.63点という高得点を叩き出します。

一方、見事ツアーに復帰した経験豊富なベテラン、シルヴァナ・リマはサリーの高得点を前にも動じません。カットバックから勢いをつけ一気に加速するとジャンプ一閃、ブラジリアンサーファーのお家芸エアリアルを披露し開場を大いに沸かせます。その後数回のカービングとオフザリップで締めプルアウト時には力強いガッツポーズで高得点を確信。なんとこのライディングが10点満点のパーフェクトライドとなり逆転します。

WAVE2でも互角の争いとなり最後まで行方がわからない、まばたきも許されないような目を見張る激戦は歴史に残る今大会のベストバウトと言えるでしょう。

躍進を見せるベテラン、シルヴァナ・リマの10点ライドを是非ご覧ください。


 

ロングバージョン。サリー・フィッツギボンズの9点ライドもあわせてご覧になって下さい。
▶ www.worldsurfleague.com(Lima Lands 2015’s First 10)
▶ www.worldsurfleague.com(Fitzgibbons Fights Hard to Stay in Game)


ちなみにクオーターファイナルにおけるシルヴァナの対戦相手はなんと女王ステファニー・ギルモア、今大会3度目の対戦となります。ここまで1勝1敗の五分。運命的とも言えるこのめぐり合わせは要チェックです。

また今大会注目の若手タティアナ・ウェストン・ウェブも、スクート・バーレー・プロの覇者ディミティ・ストイルをわずか0.10点差で下し、こちらも激戦に。ツアー初参加のルーキーながら見事クオーターファイナル進出を決めています。ベテランに若手に目を離せないエキサイティングな大会展開に思わず鳥肌が立ってしまいますね。

 

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Jay

20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。