「全盲スケーター」トミー・キャロルの勇気

ライター: Jay

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以前、視覚障害を持ちながらも、その障害を乗り越えプロサーファーとして活躍している青年デレク・ラベロを紹介しました。危険や恐怖心に打ち勝ちその夢を叶える勇気と精神力は人一倍強いものです。

SK8界にも彼のような勇者がいます。スケーターであるトミー・キャロル(Tommy Carrol)は網膜芽細胞腫という病気を患い2歳にして一切の視力を失ってしまいます。物心ついた頃には既に彼の世界は闇一色でした。

そんなトミーがSK8に目覚めたのは10歳の時。一度パークに入ればプロですら危険を伴うエクストリームスポーツ。全盲のトミーにとってそのリスクは段違い。またSK8自体トリックの難易度が相当高く、五体満足で一切の障害がない成人でもそうそう身につけられる技術ではありません。目で見て学ぶことができないトミーにとってそのハードルの高さは計り知れません。

しかし、人並み外れた勇気と精神力を武器に積極果敢にSK8にチャレンジ。怪我を恐れず突き進む自信と喜びに満ちたそのライディングをご覧ください。


BRAVE from EYEFORCE on Vimeo.


全盲とは思えぬ卓越したスキルに思わず目を疑います。

たった一人のスケーターさえも見たことのない彼には既成概念がなく独創的なインスピレーションを持っていることでしょう。これから先の長い人生で更にそのスキルを磨けばいつしか常識を打ち破るファンタジスタとして世界中を沸かせる日が来るかも知れませんね。

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Jay

20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。