『キャッスル・イン・ザ・スカイ』一歩でも遠くへ。はるか遠くへ

ライター: WAVAL

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『キャッスル・イン・ザ・スカイ』一歩でも遠くへ。はるか遠くへ
ロブ・マチャド『Castles in the Sky』

ロブ・マチャドやデイブ・ラスタビッチ出演のテイラー・スティール傑作サーフフィルム

90年代から現在にかけて数々のサーフィンフィルムの名作、そしてサーフスター達を世に送り出し、数々の賞を受賞しているサーフフィルム界の巨匠テイラー・スティール(Taylor Steele)(テイラー・スティールについては:テイラー・スティール「6年スパンで世界を移住してまわる。その先は。」)。そのテイラー作品の中で『THIS TIME TOMORROW』(ディスタイムトゥモロウ)などに並ぶオススメのサーフフィルムがこのサーフトリップフィルム『CASTLESINTHE SKY』(キャッスル・イン・ザ・スカイ)だ。

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キャッスルインザスカイ6
デイブ・ラスタビッチ『Castles in the Sky』

本作は前作の『シッピング・ジェットストリーム』の続編で、フィジカル・スピリチュアル・音楽・感情における真のサーフカルチャーを探究した作品。テイラー・スティールが語る『一歩でも遠くへ。はるか遠くへ』というこの意味深い言葉がスピリチュアルでノスタルジーなこの作品の伝いたいメッセージとなっている。本作ではロブ・マチャドデイブ・ラスタビッチなどの世界を旅するフリーサーファー達も出演。

アイスランド、インド、ペルー、アフリカという一般サーファーはなかなか行くことは少ないだろう地球上でのレアスポットへをテイラー・スティールの映像とともに発信する。


『Castles in the Sky』ストーリー

テイラー・スティールが車事故で頭に大怪我を負う旅のトラブルシーンからスタート。アイスランドでデーン・レイノルズやダン・マロイ達が大自然の中で極寒サーフィン。アフリカでジョディ・スミスのフリーサーフ。ベトナムでディオン・エジアス、マイク・ロスネスが木のかごでサーフィン。ペルーのロブ・マチャド、クレイ・マーゾはロングバレルを堪能し、インドのラスタ、カラニ・ロブ 、ミッチー・コラボーン…ワールドサーファー達が世界を巡る物語。

キャッスルインザスカイ8

『Castles in the Sky』本編より

あるところに社会から自由になった男がいた。
彼は自分の車 仕事 電話 机 靴、それらが自分でないことに気がついた。
彼はまるでイカリから切り離された船のように、あてもなく漂流し始めた。

キャッスルインザスカイ2

あるところに社会から自由になった男がいた。
地図の代わりに風を、時計の代わりに空を手に取り、目的地も決めずに旅に出た。彼はもう2度と迷うことがなかった。

キャッスルインザスカイ7

あるところに社会から自由になった男がいた。
彼はポラロイドカメラで出会った人全ての写真を撮り、そして全ての写真を一人一人にあげた。彼は皆の顔を忘れることはなかった。

キャッスルインザスカイ5

あるところに社会から自由になった男がいた。
そして彼と会った人たちも少し自由になった。彼は1人で旅をした。でも彼は2度と孤独ではなかった。

キャッスルインザスカイ4

あるところに社会から自由になった男がいた。
彼はまるで風に舞う木の葉のように旅をして、旅立ったところへと戻ってきた。彼の車、仕事、電話、靴、全ては彼が残したままの状態でそこにあった。そこは何も変わっていなかった。しかし彼はまるでそこがずっと探し求めていた目的地であるかのように、たどり着いた喜びを感じていた…

『Castles in the Sky』本編より

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2010年リリース作品

ロケーション:アイスランド、インド、ペルー、ベトナム、アフリカ
出演:ロブ・マチャド、クレイ・マーゾ、ジョディ・スミス、デーン・レイノルズ、ダン・マロイ、ディオン・エジアス、マイク・ロスネス、ラスタ、カラニ・ロブ 、ミッチー・コラボーン、カイ・バーガーetc…

関連記事:最高の波を求めて旅にでる物語『THIS TIME TOMORROW』


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