【アカエイ】刺されない方法と、刺されたときの対処法。
ライター: Micky-G
海は素晴らしい場所ですが人間にとって危険な生物も多く存在する場所でもあります。 サーファーにとって主に危険な生物はクラゲ、エイ、サメなど。それぞれの予防と対処方は、サーファーや海水浴は知っておくと良いでしょう。今回は毎年必ず発生する危険な生物、エイ(アカエイ)についての予防と対処法をご紹介します。
【Index】
1.アカエイの発生時期
2.アカエイに刺されると
3.アカエイに刺されない為に
4.アカエイに刺された時の対処法
1.アカエイの発生時期
大きさは数十cmlから最大で1〜2m程。発生時期は、海水温度が温かくなる繁殖期の初夏から増え始めます。最近は気象などの影響でエイの大量発生のニュースもよく飛び込んできますね。サーフィンの他、海水浴、釣り、潮干狩り中に砂に埋まっているエイを踏んづけ、刺されて大怪我をおうことがよくありますので浅瀬には要注意です。
2.アカエイに刺されると
何もしなければ攻撃されませんが、砂の中に埋もれて見えないため、過って触れたり踏んで刺されてしまいます。ウェットスーツ、マリーンブーツ、長靴までも貫通させるという鋭く硬い毒のあるトゲに足のくるぶしを刺されると、ハンマーの尖った部分の先で叩かれたような激痛がはしります。次第に歩けないほど痛みがヒザ下全体に広がり、ひどい場合は発熱、失神などを起こすことも。更にはクラゲ、スズメバチと同様、アナフィラキシーショック(急性 重度の過敏症アレルギー反応)により血圧/脈拍低下、呼吸障害で死に至る事もあります。
3.アカエイに刺されない為に
・浅瀬で砂浜に足を付けない。サーフィンなら浅瀬でもパドル。
・歩くときはすり足で歩けば大抵これで逃げて行きます。上から踏んづけたら瞬間で刺されますので注意を。
4.アカエイに刺された時の対処法
1.すぐに冷水で患部を洗浄
2.刺さった毒針をペンチやピンセットで抜き取る
3.毒はタンパク性で熱に弱い。火傷しない程度の熱いお湯に30分以上浸して痛みを和げる ※冷やすと痛みが増します!
4.痛みがひいた後でも、腫れや痒みが出るので必ず病院治療を
※体内に針が残った場合、折れても毒を出し続けます。すぐに病院で手術をして取り出しましょう。
海は楽しく健康的である反面、生物の他にカレントなど危険なことも沢山あります。少しでも危険のリスクを減らす為に最低限の知識はもっておきましょう。
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この記事を書いたライター
Micky-G
趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。