2×USオープン優勝者 五十嵐カノアがベスト32へ！WSL CS第4戦 US Open of Surfing 3日目

WSL CTクオリファイのための重要な試合となるチャレンジャー・シリーズ（CS）第4戦、WSL ウォレックス・USオープン・オブ・サーフィン（Wallex US Open of Surfing Presented by Pacifico）3日目 メンズはトップシードが登場。この日、いくつかの番狂わせが起こるとともに、2024年のCTにクオリファイする選手が初めて確認された。

USオープン3度目の優勝を狙う五十嵐カノアが、トップシードとしてRound of 64から登場

CTクオリファイを目指す大原洋人と田中大貴が初戦のRound of 80で敗退となった中、トップシードの五十嵐カノアがRound of 64から登場。カノアは開始早々レギュラーの力強いカーヴィングで6.33をスコアすると、中盤に今度はグーフィーで3発入れ5.57をスコアし1位のポジションに。このままトップでRound of 32へ進出し、安定感を見せつけた。

Round of 32へ進出した五十嵐カノアの6.33、5.57

先日の南アフリカのCTで見事3位となり勢いに乗る五十嵐カノア。2018年にUSオープン2連覇の偉業を成し遂げたカノアは3度目の優勝を狙う！（関連記事：五十嵐カノアが2連覇の偉業を達成した『USオープン』ファイナルデイのハイライト映像）

南カリフォルニアのコール・フーシャマンが2024年CTクオリファイ

カリフォルニア州サンクレメンテのコール・フーシュマン（Cole Houshmand）は、2023年チャレンジャー・シリーズでこれまで圧倒的な強さを見せており、本日、2024年チャンピオンシップ・ツアー（CT）への出場権を正式に獲得した。フーシャマンドは、シドニーとバリトでのチャレンジャー・シリーズで連勝し、このイベントに臨み、重要なラウンドオブ64のヒートを勝利した。今、フーシャマンドはこのイベント、そして2023年シーズンをこれまで以上に強く戦い終えることを視野に入れている。

コール・フーシュマン「現実味がないですね。ただ落ち着いて、その瞬間だけに集中することを心がけているよ。昨年は最もハードな1年だったけど、全てのことには理由があって、ハードワークと犠牲が報われた感じだね。ここで友人や家族と一緒にプレーできることに興奮しているよ。」

Round of 32入りした主な選手

サンクレメンテのクロスビー・コラピント（USA）は今日、シングルウェイブで8.17、ヒートトータルで15.67という素晴らしいパフォーマンスを披露。またサンクレメンテ出身のもう一人の新星、ジェット・シリング（USA）もデビューヒートで勝利し、CTクオリファイの候補に残った。現在チャレンジャー・シリーズNo.2のジェイコブ・ウィルコックス（AUS）も本日勝利しCTクオリファイに近づいた。オーストラリアの新鋭、ジョージ・ピッタール（AUS）は、エクセレント16.43のヒートトータルで、イベント最高得点をマークしている。

またCT再選出場を狙うサミュエル・プポ（BRA）、ジェイク・マーシャル （USA）、ジャクソン・ベイカー（AUS）、 イアン・グーヴェイア（BRA）、ジャドソン・アンドレ （BRA）、ジョアン・デュル（FRA）もRound of 32に進出。そして五十嵐カノアをはじめ、南アフリカの新鋭ルーク・トンプソン（RSA）、タヒチのカウリ・ヴァースト （FRA）、マウイ島のデュオ、イマイカラニ・デヴォルトと イーライ・ハネマン、そしてデイヴィッド・シルヴァ（BRA）も重要なヒートを勝ち上がり、Round of 32に進出する。

女子は本日試合は無く、先日 野中美波と松岡亜音が同ヒートで初戦敗退したものの、都築虹帆がエリン・ブルックスに次ぐ2位でラウンドアップしており、トップシードの都筑有夢路と共にRound of 32に出場する。

HIGHLIGHTS Day 3 // Wallex US Open Of Surfing presented by Pacifico

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