タスマニア 悪夢のスラブ「シップスターン・ブラフ」で大怪我。衝撃のワイプアウト映像

オーストラリアのビッグウェイバー ディラン・ロングボトム（Dylan Longbottom）が、オーストラリア タスマニア島 悪魔のスラブ「シップスターン・ブラフ」でワイプアウトし大怪我を負って病院へ運ばれた。スラブとは、水量多く分厚いリップが底掘れしてブレイクするパワフルな波。

ディラン・ロングボトムはセッションの最初の波で、途中から急に惚れ上がったコブでバランスを崩しワイプアウト。肋骨が折れ、肺に穴が開き、内出血を起こした。ワイプアウト映像や怪我のレントゲン写真は以下よりご覧ください（外部リンク）。

ディラン・ロングボトム「十分なスピードで良いラインだったと思ったけど、どんどん伸びてきて、あっという間にボトムアウトしてしまったんだ！この波は今まで経験したことのないものだったよ。レントゲン写真では肺に液体や血液が溜まっていて、それを排出するためのチューブが2本目に写っている。さらに、肋骨の手術が必要。2ヶ月ほどはサーフィンはできません。ケアしてくれたクルー達に感謝します。」

ワイプアウトに立ち会ったサーフ・フィルマー、ティム・ボニーソン「ビッグウェイブサーフィンにリスクはつきもの。このスーパーヘビースラブでは、すべてが壮大に見えた。彼が最初に選んだ波は突然、獣と化した波だった。バランスを崩し、リップの内側でトップからボトムに打ちつけらえれた。15フィートのこれまでで最もヘビーなワイプアウトとなってしまった。肋骨が4本も折れ、肺に穴が開き、大量の内出血があった。このワイプアウトで死んでいた可能性もあった。肋骨が折れたので、今、手術を受けているところです。彼は大丈夫だと言ってくれた。私たちは皆、一刻も早い回復を願っています。」

早い回復を願います。