都筑有夢路と前田マヒナが東京五輪の出場権獲得！最後1枠は大原洋人か村上舜に。ISA WSG 2021-DAY7 ハイライト映像
ライター: WAVAL
大原洋人 Photo：ISA /Sean Evans
大原洋人「メインラウンド負けて、実際とても落ち込んでいて。でもまだ終わりでは無かったし、この試合には優勝しに来たし、まだチャンスは残ってると思って、気持ちを切り替えられて良かったです」
現地時間5月29日〜6月6日（日本はエルサルバドルより時差で15時間早い）で中米エルサルバドルで開催中の2020東京五輪サーフィン最終選考大会『サーフシティ・エルサルバドル ISAワールドサーフィンゲームス2021』のDAY7が終了。大会も残すは本日ファイナルデイの1日。
DAY7の結果により、東京オリンピック2020に出場できるサーフィンオリンピア40人中39人が決定した。日本女子は前田マヒナと都筑有夢路が見事に東京五輪への出場権を獲得し、日本女子チームは最大の2枠を獲得した（都筑有夢路は全体で9位となったが、五輪出場権の確定選手を除くとトップ7位以内に入り出場が決定）。そして40人中39名が決定し、最後の1枠は日本の村上舜か大原洋人のどちらかになる。
チームポイントも日本チームが逆転して現在1位に。次にフランス、ペルー、ポルトガルが続く。日本チームはISA史上初の団体戦 、2回目の金メダル目前。五十嵐カノア、大原洋人、村上舜の3名揃ってグランドファイナルへ行けるのか！？団体戦の金メダル、オリンピック出場権、全てが最終日（DAY8）の今夜決定します。
大会7日目の波乗りジャパンの結果と映像
村上舜
村上舜はRound6でCTサーファーのジェレミー・フローレスを抑えて1位通過。次のRound7を勝てばグランドファイナルへ進出！
村上舜 試合後コメント：
「作戦通りでした。早いスタート切れて、落ち着いて、ヒートの流れを見てできたので、良かったです。サーフィン自体は調子良くなってきてて、このまま行きたい。もう波に慣れてきたので、あとはヒートでいい波に乗るだけ。このまま行きたいです。滞在長くなってきて、こっちのご飯も気候も、全部慣れてきました。」
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村上舜 Photo：ISA /Sean Evans
村上舜 Photo：ISA /Sean Evans
村上舜 Photo：ISA /Sean Evans
村上舜 Photo：ISA /Sean Evans
村上舜 Photo：ISA /Sean Evans
五十嵐カノア
五十嵐カノア Photo：ISA/ Ben Reed
五十嵐カノア Photo：ISA/ Ben Reed
五十嵐カノアと村上舜は以下、Round7を勝てばグランドファイナル進出！
大原洋人
大原洋人はメインラウンドで痛恨の敗退。落ち込んだ気持ちを何とか切り替え、次のリパチャージでは見事勝利。優勝を目指す！
大原洋人 試合後コメント：
「メインの試合、だいぶ情けない試合だったので、どうしたらもっと高い点数が出せるかとか、そういう課題をもってリパに望みました。あと2回勝てば決勝なので、決勝にベストな状態を持って行けるように、その2回でチャレンジして、もっと高い点数を出していこうと思います。」
「メインラウンド負けて、実際とても落ち込んでいて。でもまだ終わりでは無かったし、この試合には優勝しに来たし、まだチャンスは残ってると思って、気持ちを切り替えられて良かったです。試合中、最後はしっかり点数の出る演技ができたと思ったので、点数くれ！と思ってガッツポーズだしました。1位でも3位の選手を落とせば100%勝ち上がれるので、相手に1ミリもチャンスを与えないようにブロックしました。」
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都筑有夢路
都筑有夢路は女王ステフを抑えリパチャージ7を勝ち上がる。次のリパチャージ8では前田マヒナとサリー・フィッツギボンズが勝ち上がり、都筑有夢路は3位となり残念ながらここで敗退。しかし都筑有夢路は全体成績9位が決定。上位9名中、五輪出場権獲得済みのサーファーを抜かすと7位以内に入るため、東京五輪への出場権を獲得した！
都筑有夢路 リパチャージ7
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都筑有夢路 Photo：ISA/Pablo Franco
都筑有夢路 Photo：ISA/Pablo Franco
前田マヒナ
Round5で敗れリパチャージへ。次のリパチャージで見事勝ち上がり、都筑有夢路と共に東京五輪への出場権を獲得！
前田マヒナ 試合後コメント：
「最初のメインラウンドで負けてとても悔しくて、部屋でタオルに向かって思いっきり叫びました。これで気持ちを切り替えようと自分に言い聞かせ、ここに帰って来ました。点数はあまり伸びなかったけどメイクできて凄く嬉しいです。日本代表になり、オリンピックに行けることになりました！このまま優勝目指します！」
前田マヒナ リパチャージ8
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前田マヒナ Photo：ISA/ Ben Reed
前田マヒナ Photo：ISA/ Ben Reed
日本女子で唯一勝ち残っている前田マヒナは以下のリパ9、リパ10の2回を勝ち上がればグランドファイナル進出となる。
日本チームはISA史上初の団体戦 2つ目の金メダル目前
大会最終日を迎え、団体戦において日本チームは優勝を狙える位置につけた。ISA 愛知県 田原市で最初のメダルを獲得、そして今回優勝すれば、ISAイベントの歴史上で初の2回目の金メダルとなる。日本は現在、五十嵐カノア、村上、大原の 3 人全員がイベントに残っており、女子も前田マヒナが残っているため、獲得できる可能性が最も高い。フランスチームは、 ジェレミー・フローレス、 ジョアン・ドゥル、アドが残り、銀メダルの位置にいる。次にペルー、ポルトガルと続く。日曜日の午後に個人戦のゴールド メダリストが表彰され、その後、東京五輪の出場権を獲得した全てのサーファーを表彰するクロージング セレモニーが行われる。
ISA会長フェルナンド・アギーレ氏
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏コメント：
「オリンピックの精神は今日、これまで以上に強くなりました。この大会の最後から2日目となった今日は、感情が表れ、涙があふれ、夢が実現しました。資格を得られなかった若いサーファー達にメッセージを贈ります。たった3年後には、タヒチのチョープーで開催される2024年パリ大会に出場するチャンスが再び訪れます。そこにまた集中力を高めてフォーカスすれば良いのです。」
「全17カ国がオリンピック出場権を獲得しましたが、そこにはインドネシア、ドイツ、モロッコ、アルゼンチンなどの国々が含まれます。これはスポーツの成長と普遍性の真の証であり、サーフィンの喜びを世界中の人々に広めるという私たちの目標の1つとなります。明日の舞台は、金メダリストと東京への出場権が決まる歴史的な日となります。」
東京オリンピック2020 出場選手一覧（20 men, 20 women)
Women
2019 WSL Championship Tour：
Carissa Moore (USA)
Caroline Marks (USA)
Tatiana Weston-Webb (BRA)
Silvana Lima (BRA)
Brisa Hennessy (CRC)
Sally Fitzgibbons (AUS)
Stephanie Gilmore (AUS)
Johanne Defay (FRA)
2021 World Surfing Games：
Yolanda Sequeria (POR)
Teresa Bonvalot (POR)
Daniella Rosas (PER)
Leilani McGonagle (CRC)
Mahina Maeda (JPN)
Amuro Tsuzuki (JPN)
Pauline Ado (FRA)
2019 World Surfing Games：
Anat Lelior (ISR)
Bianca Buitendag (RSA)
Ella Williams (NZL)
Sofia Mulanovich (PER)
・2019 Pan Am Games
Dominic Barona (ECU)
Men
2019 WSL Championship Tour：
Gabriel Medina (BRA)
Italo Ferreira (BRA)
Kolohe Andino (USA)
John John Florence (USA)
Owen Wright (AUS)
Julian Wilson (AUS)
Jeremy Flores (FRA)
Michel Bourez (FRA)
Kanoa Igarashi (JPN)
Jordy Smith (RSA)
2021 World Surfing Games：
Leon Glatzer (GER)
Miguel Tudela (PER)
Lucca Mesinas (PER)
Manuel Selman (CHI)
1 spot TBD between Shun Murakami (JPN) and Hiroto Ohhara (JPN)
2019 World Surfing Games：
Rio Waida (INA)
Frederico Morais (POR)
Billy Stairmand (NZL)
Ramzi Boukhiam (MAR)
2019 Pan Am Games：
Leandro Usuna (ARG)
DAY7 ハイライト映像
試合結果やLiveは以下よりどうぞ！Go NAMINORI Japan!!
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