【サーフィン】オリンピック候補地として千葉「可能性高い」とＩＯＣ副会長　

「サーフィン会場に千葉が有力」と発表された

大規模サーフィン世界大会の行われる千葉の海、次は五輪会場決定か

2020年の東京オリンピック、サーフィン競技に向けサーフィンの名所を有する千葉、神奈川、福島、静岡、愛知、宮崎各県はこれまで候補地誘致をしてきました。
・『東京五輪サーフィン競技』千葉県 一宮町の会場誘致ムービー
・『東京五輪サーフィン競技』静岡県 伊豆下田市の会場誘致ムービー

世界の「稲葉玲王」も愛する千葉の海

QS6000開催中の志田下にてインタビューで世界を転戦する稲葉玲王が語っています。世界の海の中でも一番好きなのはこの千葉の海であると。その理由は常に波があること、サイズもあること、チューブやマニューバ、エアーと様々に対応できるバリエーションの豊富な波があるからだ、とのことです。自分の生まれ、その素養を育まれてきた海。愛する家族や仲間もいて特別な思いもあり、その魅力を心底知ってこそ語れるのでしょう。

史上最年少プロサーファーとなった稲葉 玲王の13歳から今を追う動画

26日、国際オリンピック委員会（IOC）調整委員会のジョン・コーツ委員長が追加競技・種目の会場について、サーフィンは千葉県、空手は日本武道館での開催が有力ということを発表しました。スケートボードについては地名ではありませんでしたが都市部になるだろうとのこと。現在提示されている5競技18種目の追加候補と今回発表された意見は8月に決定されます。

またサーフィンは千葉県の中でも、外房の一宮町が有力な会場候補地であるという話もあるようです。

千葉は23日から30日までサーフィンの大規模な世界大会QS6000が行われ、現在、後半戦。サーフィンの猛者たちが世界中から勝利を狙って集まっており、オリンピック有力候補地としてあらためて発表があった今、地元はサーフィンの街としてさらなる盛り上がりとなるでしょう。
地元出身の稲葉玲王は仲村拓久未と共に日本人の中でたった2人、勝ち抜いている状況です。稲葉選手に関してはローカルであること（ハワイで修行していたりもしますが）、めでたい話が続くことで今回特に追い風のようなものすら感じますね。
決定とはなっていなくても最有力であることを公式にIOCから発表されたとなると、開催地が千葉になることがいよいよ現実味を帯びてきましたよね。

※現在検討されている5競技18種目…
5競技…野球/ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン
18種目…野球 （男）…1、ソフトボール （女）…1、空手　形（男女）…2、空手　3階級（男女）…6、スケボー　ストリート（男女）…2　スケボー　パーク（男女）…2、スポーツクライミング　ボルダリング・リード・スピード複合（男女）…2、、サーフィン　ショートボード（男女）…2

発表のあった、東京都内で行われた組織委員会とのエグゼクティブミーティング終了後の記者会見